圧力(あつりょく)と気圧(きあつ)

気圧(圧力)の単位

圧力は,「力の大きさ÷力のかかる部分の面積の大きさ」で表します。
力の大きさは,中学校で習う[N(ニュートン)]という単位で表されます。
面積の単位はm2(平方メートル)ですから,
圧力の単位はN/m2(ニュートン毎平方メートル)です。
ただし,[Pa(パスカル)]で表すこともあります。
1Paは,1N/m2と同じです。

1m2の板の上に1kgのおもりを乗せたとき,
その板が地面をおすときの圧力は,約9.8Paです。

気圧の単位も,Paで表します。
ただし,「100倍」を表す「h(ヘクト)」をPaの頭に付けて,
hPa(ヘクトパスカル)と表すことのほうが多いです。
1hPaは100Pa,つまり1m2の板の上に約10kgのおもりを乗せたのと同じ圧力です。

地球上の空気の気圧を平均すると,約1013hPaであるといわれています。
これがいわゆる「1気圧」とよばれる気圧です。
ということは,地球上の空気は,約1万kgものおもりを,1m2の板の上に置いたときと
同じ圧力を,地球上の全ての物体に与えていることになります。
もちろん,私たちの体も,同じ圧力を空気から受けているのです。

この他にも,気圧を表す単位がいくつかあります。
「mb(ミリバール)」は,1991年まで日本で広く使われていた単位で,
1mb=1hPaです。

「mmHg(水銀柱ミリメートル)」や「torr(トル)」は,戦前や外国などで使われていた単位で,
1mmHg=1torr,
760mmHg=1013hPa(1気圧)です(1mmHg=1.33hPa)。