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春は乾燥(かんそう)の季節

空気のかわき具合やしめり具合は、「しつ度」で表されます。
空気がいっぱいに水分をふくんでいる時は100%、
まったく水分をふくんでいない時は0%になります。
つまり、しつ度が低ければ低いほど、空気は乾燥しています。
下の表は、岐阜地方気象台で観測を始めてから2015年6月現在までに記録した
最小しつ度を低い順にならべたランキングです。
どれも、3月、4月の春に出ていますね。
また、グラフは月ごとの最小しつ度の記録です。
やはり、春は最もしつ度が下がりやすい季節なのがわかります。
では、どうして、春はしつ度が下がりやすいのでしょうか?

最小しつ度ランキング

春に乾燥するのはなぜ?
は、暖かくしめった空気を持った太平洋高気圧の影響で
空気はたくさんの水分を持っているため、しつ度は下がりにくくなります。
は、空気はかわきますが、気温が低いため、しつ度はそれほど下がりません。
冷たい空気は、もともとふくみ切れる水分が少ないので、
冬の冷たい空気にとっては、少ない水分でも、十分なしつ度になるのです。
も、夏のしめった空気が残っていて、土や植物にも水分があるため、
気温が上がってきても、飛びぬけて、しつ度の下がることはないようです。
それに対しては、乾いた空気を持った移動性の高気圧におおわれた日に
晴れて気温が上がって、空気がからからになりやすいのです。

岐阜市で特に乾燥しやすい日の特ちょう
しつ度が下がるのには、その時によっていろいろな理由が考えられますが、
岐阜市で、春の中でも、特にしつ度の下がりやすい時の特ちょうは、主に4つあります。
4つのうち、あてはまるものが多いほど、空気は乾燥しやすくなります。

高気圧におおわれている

晴れていて気温が高い

上空の空気が乾燥している

山越えの風が入っている