「消費者市民社会」の実現
今の社会には、地球環境・エネルギー・資源問題など、消費生活をするときにいろいろな問題があります。
私たち消費者は、提供された商品やサービスをただ与えられて消費するのではなく、自らの消費が社会に影響することを自覚して、
安全に安心して暮らせる社会の実現に積極的に関わっていく姿勢が求められています。
「消費者市民社会」とは、このように消費者一人一人が、自分だけでなく周りの人々や、将来生まれてくる人々や、
国内、国外の社会の状況や地球環境にまで思いをもって生活し、社会の発展や改善に積極的に参加する社会を意味しています。
消費者が主役の「消費者市民社会」では、消費者の行動で社会を変えることが求められています。消費者一人一人が積極的に行動し、安心・安全に暮らせる社会を目指しましょう。
どうして消費について
学ぶ必要があるの？
2022年４月から、民法の改正により成年年齢が18歳に引き下げられました。
成年になったら、自分の意思で自由に消費生活を送れるようになる一方で、
様々な消費者トラブルに巻き込まれる危険性が高くなります。
皆さんが成年になったときに、消費者として安心して豊かな消費生活を送るために、
知っておいていただきたい契約の知識を学ぶことが大切です。
