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第3学年・第1分野 『エネルギー』


学習目標


学習活動


 電気エネルギーの使われ方に興味・関心をもち、それによって生じた熱や光などもエネルギーであることを実験によって確かめ、エネルギーにはさまざまな姿があることを理解する。また、日常生活の事例から、エネルギーがさまざまなすがたに移り変わることを理解し、エネルギーが移り変わるときには、エネルギーの総量が保存されることを理解する。


 阿木川ダムについての説明を聞き、ダムの堤体内部や水路など、実際のダムの様子を詳細に観察して、ダムの構造や役割等について理解する。その上で、「太陽からのエネルギーは、海水をあたためて熱エネルギーに変わり、やがて雲をつくり、雨をふらせてダムに水をためる。ダムにたまった水の位置エネルギーは、水路を落ちて運動エネルギーとなり、発電機を回して電気エネルギーに変わる。電気エネルギーは、送電線などによって家庭に送られ、いろいろな電気器具で光や熱や運動エネルギーに変わり、それを私たちは利用している。」というように、エネルギーはさまざまなすがたに移り変わるものであり、わたしたちは、エネルギーを変換させながら生活の中で利用していることを理解する。

 体験学習では、一般には公開されていないダム堤体内部に特別に入れていただくことができ、管理事務所等のダム関連施設で消費する電力を全て補給しているという発電設備を見学することができます。また、堤体の上部からは、放水路の高低差の大きさを視覚的に実感することができ、水の位置エネルギーを蓄えるためにダムがあるのだということを体感的に理解させることができます。