気象台やe-気象台について

質問しつもんの一覧

どんな仕事?

e-気象台って?

予報官からの答え

チーコさん:小学生 気象台と、気象庁は、どうちがうんですか。教えてください。
e-予報官  気象庁は、国の機関として気象や地震などに関する仕事をしています。その中心の機関として、東京に気象庁(本庁)があり、地方支分部局として、 札幌・仙台・東京・大阪・福岡の管区気象台及び沖縄気象台があり、その下の組織として、地方気象台・航空地方気象台・測候所及び航空測候所などがあります。
 簡単に言うと、気象台は気象庁という大きなの組織の中にあるわけです。
 また、気象庁の施設等機関として、 気象研究所・気象衛星センター・高層気象台・地磁気観測所・気象大学校があります。
組織図
組織図 (令和2年10月現在)

(04.12.10)
岡崎さん:30代 気象予報士(予報官?)の一日のスケジュール
e-予報官 日勤帯:
業務引継→資料収集・火災気象通報等の作成 →昼前11時の予報発表→時系列予報 ・地方分布予報発表→昼過ぎ・新資料入手と解析→ 予報会報(予報の台内討議)夜勤者への引き継ぎ→ 夕方17時予報の発表。

夜勤帯:
予報会報・日勤者からの引き継ぎ→ 夕方時系列予報・地方分布予報発表→実況把握-仮眠-電話応答→ 未明資料解析→05時予報の発表→ 時系列予報・地方分布予報発表→日勤者への引き継ぎ。

・・・岐阜地方気象台ではこんなところです。この他にも注意報や警報など随時入る仕事もあります。
武田さん:小学生 1番大変な仕事はなんですか? 
1番大切な仕事はなんですか?
e-予報官 注意報や警報など防災情報の発表と解除(かいじょ)に気をつかいます。 大雨や強風などによる災害が起きそうな時に、 みなさんの命や財産を守るために 注意を呼びかける大事な情報だからです。 その時によって、どの順番で仕事をするべきか、 という優先順位はありますが、どの仕事も大切です。
よっしーさん:中学生 東京の気象庁には、行けるのですか?行けるとしたら、何をすればいいのですか? よろしくお願いします。
e-予報官 気象庁には、気象科学館や天気相談所があり、観測測器の紹介をしたり 天気に関する質問にお答えしたりしています。誰でも、見学自由、見学料は かかりませんので、興味があれば、行ってみてください。 もし、さらに観測や予報作業の現場見学などをご希望でしたら、気象庁に直接電話で連絡 してみて下さい。気象科学館の紹介はこちら、天気相談所の紹介は こちら です。
チャコさん:小学生 予報官と、気象予報士の違いは?
e-予報官 「予報官」は気象庁職員の役職名です。 「気象予報士」は資格の名称です。

山下さん:小学生 e-気象台では何をしているんですか?
e-予報官 このホームページの目的は、特に小中学生のみなさんや若い方に、気象(あるいは理科全般)についての知識や興味を持っていただこうと始めたものです。
加藤さん:小学生 e-気象台のeって、どうゆう意味なんですか?
e-予報官 e-気象台」のe-は、「e-メール(電子メール)」のe-と同じ意味です。
このeは、「electronic」、「電子の」という意味の英語の頭文字です。
もっと分かりやすく言うと、「インターネットの気象台」ということです。

じつは、もう一つの意味もあります。
インターネットの中だけにあり、本当に建物がある気象台ではないけれど、
本物の気象台のように、気象のことなら何でもみなさんの役に立てることができる。
みなさんにとって「いい(良い)」気象台にしたいなぁ、と思い、この名前がついているのです。