気象台（きしょうだい）やｅ－気象台（きしょうだい）（きしょうだい）

気象庁（きしょうちょう）は、国の機関（きかん）として気象（きしょう）や地震（じしん）などに関（かん）する仕事をしています。

その中心の機関（きかん）として、東京に気象庁（きしょうちょう）（本庁）があり、地方支分部局（ちほうしぶんぶきょく）として、 札幌（さっぽろ）・仙台（せんだい）・東京・大阪（おおさか）・福岡（ふくおか）の管区（かんく）気象台（きしょうだい）及（およ）び沖縄（おきなわ）気象台（きしょうだい）があり、その下の組織（そしき）として、地方気象台（きしょうだい）・航空（こうくう）地方気象台（きしょうだい）・測候所（そっこうじょ）及（およ）び航空（こうくう）測候所（そっこうじょ）などがあります。

簡単（かんたん）に言うと、気象台（きしょうだい）は気象庁（きしょうちょう）という大きな組織（そしき）の中にあるわけです。

また、気象庁（きしょうちょう）の施設等（しせつとう）機関（きかん）として、 気象（きしょう）研究所・気象（きしょう）衛星（えいせい）センター・高層（こうそう）気象台（きしょうだい）・地磁気（ちじき）観測所（かんそくじょ）・気象（きしょう）大学校があります。

･･･岐阜（ぎふ）地方気象台（きしょうだい）ではこんな勤務（きんむ）になっています。

【平常時（へいじょう）（いつもの日）】

朝：名古屋地方気象台（きしょうだい）の夜勤（やきん）者からの引継（ひきつぎ）
→実況（じっきょう）と予報（よほう）シナリオ、防災（ぼうさい）シナリオの確認（かくにん）
→昼前：１１時天気予報（よほう）の確認（かくにん）
→昼過（す）ぎ：新しい資料（しりょう）の確認（かくにん）と解析（かいせき）、名古屋地方気象台（きしょうだい）との打ち合わせ
→夕方：１７時天気予報（よほう）の確認（かくにん）、名古屋地方気象台（きしょうだい）の夜勤（やきん）者への引継（ひきつぎ）

注意報（ほう）や警報（けいほう）などの随時（ずいじ）入る仕事もあります。

※気象（きしょう）災害（さいがい）が起きるような状況（じょうきょう）や予想があるときは夜勤（やきん）にも入ります。

注意報（ほう）や警報（けいほう）など防災（ぼうさい）情報（じょうほう）の発表と解除（かいじょ）に気をつかいます。

大雨や強風などによる災害（さいがい）が起きそうな時に、みなさんの命や財産（ざいさん）を守るために注意を呼（よ）びかける大事な情報（じょうほう）だからです。

その時によって、どの順番（じゅんばん）で仕事をするべきか、という優先順位（ゆうせんじゅんい）はありますが、どの仕事も大切です。

気象庁（きしょうちょう）には、気象（きしょう）科学館や天気相談所があり、観測測器（かんそくそっき）の紹介（しょうかい）をしたり天気に関（かん）する質問（しつもん）にお答えしたりしています。

見学料（りょう）はかかりませんので、興味（きょうみ）があれば行ってみてください。

もし、さらに観測（かんそく）や予報（よほう）作業の見学などをご希望（きぼう）でしたら、前もって予約（よやく）が必要（ひつよう）ですが、見ることができます。

気象（きしょう）科学館や現業見学については、気象庁ホームページ＞各種申請・ご案内＞気象庁本庁内の施設・アクセス＞「気象庁の見学について」のページ、天気相談所は「天気相談所」のページをご覧（らん）ください。

「予報官（よほうかん）」は気象庁（きしょうちょう）職員（しょくいん）の役職名（やくしょくめい）です。「気象予報士（きしょうよほうし）」は資格（しかく）の名称（めいしょう）です。

このホームページの目的（もくてき）は、特（とく）に小中学生のみなさんや若（わか）い方に、気象（きしょう）（あるいは理科全般（ぜんぱん））についての知識（ちしき）や興味（きょうみ）を持っていただこうと始めたものです。

「e-気象台（きしょうだい）」のe-は、「e-メール（電子メール）」のe-と同じ意味です。

このeは、「electronic」、「電子の」という意味の英語（えいご）の頭文字です。もっと分かりやすく言うと、「インターネットの気象台（きしょうだい）」ということです。

じつは、もう一つの意味もあります。
インターネットの中だけにあり、本当に建物（たてもの）がある気象台（きしょうだい）ではないけれど、本物の気象台（きしょうだい）のように、気象（きしょう）のことなら何でもみなさんの役に立てることができる。みなさんにとって「いい（良（よ）い）」気象台（きしょうだい）にしたいなぁ、と思い、この名前がついているのです。