天気のことわざを調べよう

ことわざの例（れい）

お笠置（かさおき）晴れて恵那（えな）ぐもり

地域（ちいき）は

岐阜（ぎふ）県恵那（えな）地方

季節（きせつ）は

春と秋

天気は

晴れの予想（よそう）

当たるか

よく当たる

意味（いみ）は

山に雲がかかっているかどうかで、１日～半日先の天気を予想（よそう）することわざ。

お笠置（かさおき）は恵那（えな）地方の西にある笠置（かさおき）山のことで、恵那（えな）は東にある恵那（えな）山をさしています。

恵那（えな）山が曇（くも）っていても、笠置（かさおき）山のほうが晴れていれば、明日は晴れる。

天気との関係（かんけい）

天気は西から東へ移（うつ）り変（か）わることが多く、西の笠置（かさおき）山が、晴れてくれば、翌日（よくじつ）の恵那（えな）地方は晴れることが多い。

天気のことわざ

昔（むかし）の人たちは、ことわざなどで天気の予想（よそう）をしてきました。

ことわざの中には迷信（めいしん）もありますが、 長年の経験（けいけん）や生活の知恵（ちえ）からつくりだされたものがたくさんあります。

身近（みじか）にいる、おじいさんやおばあさんに天気のことわざを聞いてみましょう。

ことわざを探すときのポイント

• どこの地域（ちいき）のことわざか
• いつの季節（きせつ）のものか
• どういう天気のことわざか
• ことわざの意味（いみ）は
• よく当たるかどうか

おじいさんやおばあさんに聞いたことわざをしらべてみよう。

調べるときのポイント

• ことわざと同じことが起こるかどうか
• 起こった場合、ことわざどおりになるかどうか
• 起こらないときはどうか
• よく当たるかどうか
• ことわざは天気の何を意味（いみ）しているのか

みんなでことわざを集め、考えてみましょう。

※「ミニミニ気象台」より抜粋（ばっすい）