雷の観測(
気象台(では、雷現象(の観測(も行っています。
雷観測(は、人の目や耳による目視観測(と機器(を使って行う自動観測(があり、気象台(によって異(なります。岐阜(地方気象台(では2020年2月3日から自動観測(により雷観測(を行っています。
雷現象(は、電光(、雷鳴(、雷電(に分けられます。
- 電光(は、雲と雲との間、または雲と地面との間の放電現象(のことです。まぶしい光が見られます。
- 雷鳴(は、ゴロゴロと鳴る音のことをいいます。
- 雷電(は、電光(が見え、雷鳴(が聞こえる現象(です。
目視観測(では上の3つを分けて記録(し、自動観測(ではまとめて「雷(」として記録(します。
雷(に対しての注意
気象台(では、雷(が発生しそうなときには、「雷注意報(」を発表します。
テレビやラジオ、インターネットなどの気象情報(をご利用(ください。
岐阜(県の雷(
岐阜(県は日本でも有数の雷(多発地帯(です。
時間帯(は、気温が高くなる午後2時ごろから、気温がだいぶ低(くなる午後10時ごろにかけて発雷(しやすく、夕方ごろがピークとなることが多いようです。
近年は特(にゴルフ、野球、サッカー、登山、釣(りなどの屋外でのレジャーが多く、落雷事故(が多く発生しています。
岐阜(県の雷(の記録(
雷電(または雷鳴(があった日を数えて、その数を「雷(日数」といいます。岐阜(県内の雷(日数は何日ぐらいあるでしょうか?
岐阜(地方気象台(での観測(について、表1のように、月ごとの雷(日数の平年値((いつもの年の値(のこと)を見ると、5月~9月にかけて多く発生していることがわかります。
※注意! グラフにある平年値(は目視観測(による記録(から計算したものです。現在(の自動観測(と観測(方法がちがうため、そのまま比(べることはできません。月ごとに発生のしやすさなどを見るために使っています。
岐阜(県で雷(が発生しやすい地上気圧配置(は?
雷(には、いくつかの種類(があり、発生の仕組みがちがいます。
界雷(は、主に寒冷(前線の通過(により、発生します。界雷(は春や秋に多いですが、冬でも起こることがあります。
熱雷(は、高気圧圏内(で良(く晴れた日に、地面が熱(せられることによって発生します。熱雷(は、晴れるととても暑くなる夏に多く発生します。「夕立ち」といっしょに起こる雷(がこのタイプです。
このほか、近くに小低気圧(があって湿(った南寄(りの風によって熱的効果(が相乗作用(した不安定(となって起こる場合もあります。