霧とは
霧(は、空気中に含(みきれなくなった水蒸気(が、小さな水滴(となって出てきたものです。
この水滴(が、光を反射(したり吸収(したり散乱(させたりするために、視界(が白っぽくなってしまうのです。
気象台(では、視程((見とおせる距離()が1キロメートル未満(の場合を「霧(」、それ以上(の場合を「もや」とよんでいます。
霧(の種類(
蒸発霧(
水面から蒸発(している水蒸気(が、冷(たい空気によって冷(やされて発生する霧(です。
露天(風呂(や熱(い飲(み物から上がるゆげと同じ原理(です。空気の冷(たい冬の川に多いので「川霧(」とも呼(ばれます。
移流霧(
暖(かい空気が流れこんできた時に、冷(たい水面や地面によって冷(やされて発生する霧(。
暖(かい空気が入って来やすい初夏(の海に多い霧(で、「海霧(」ともよばれています。
滑昇霧(
水蒸気(をふくんだ空気が山の斜面(にそってのぼっていった時に、上の方で冷(えて発生する霧(。
山の下から見ると、雲になります。
放射霧(
晴れて風の弱い日の夜から朝にかけて、冷(えこんだ時に発生する霧(。
山にかこまれた盆地(に多く見られる霧(です。冷(たい空気は重いので下へ下がるため、盆地(では冷(たい空気がたまりやすいためです。