使い方の説明
 まずは、『1.速読とは』をしっかりと読んで下さい。
 速読の中心となることが全て注ぎ込まれています。 一言で『速読』と言っても、速読の概念や実際の手法はいろいろと分かれています。
 全てを理解する必要はありませんが、大きく分けてSkimming/Scanning/Slash Reading
の3つがあります。このコンテンツでは、この3つの速読のための手段を解説し、練習していきます。

音読練習の大切さ
2つの質問 Q1音読練習と速読力とは、関係があるのですか?
Q2音読練習の効果は何ですか?
をANSWERボタンを押す前に自分なりに考えてみて下さい。
予想以上に音読が大切であることが分かるはずです。

Skimming
 このパートは2つの課題と1つの質問で構成されています。
【課題1】 目標:1分間で読もう。
指示:大きな活字の部分に注目しながら、全体の意味をつかもう。
※ 文全部を何となく読むのではなく大きな活字だけを拾い読みするだけで、 文全体の概要はつかめるし、読むスピードは断然拾い読みの方が速いはずです。
【課題2】は、2度目の本文読みとなるので、活字も普通の大きさに戻り、時間も半減されます。 それでも全部を読むのではなく、大切な情報を含む部分を拾い読みすることが大切なのです。
 さらに、【課題2】の英文を読んでから、本文の内容と一致するものを1つ選びます。
「速読」はただ速く眼を動かし、上から下まで読むことだけでなく、英文内容の理解も必要とされます。 正解が得られれば、あなたの読みが正確であったと言えるでしょう。

Scanning
 莫大な量の英語から、自分の必要な情報だけを探し読みする速読テクニックです。 例えば、あなたが電話帳である人の電話番号を調べたい時に、電話帳の1ページ目の最初から読みますか? インデックスを使いながら絞り込んで電話番号を探し読みしていませんか。Scanningとはそんな読み方です。
【課題】
 「Readingテストの開始時間」という唯一の情報を「テスト予定表」「テスト時間割表」 の二つを速読することから得る練習問題です。
※ 注意:テスト予定表及びテスト時間割表は30秒後アラームが表示されます。
正しい開始時刻が分かったら、アラーム前にその時刻をクリックして下さい。
すると、『正解』のページにたどり着くことができます。

Slash Reading
 このパートは英語を意味のかたまり(Sense group)で、先頭からかたまりごとに速読し理解するという方法です。 私達が自然に身に付いてしまっている「日本語に訳して理解する」というクセを直し、 英語を英語で考えながら読むという訓練になります。
【課題1】
 意味を考えながら読もうとする時、短い文なら比較的理解は容易ですが、 1つの文が長くなれば長くなるほど時間がかかるはずです。英文を切らずに読むと時間もかかり、 理解も正確でなくなることが多いのです。
【課題2】
 英文の中で、ここで切れると思った箇所にスラッシュを入れていきます(クリックするとスラッシュが表示されます)。 スラッシュとスラッシュの間の英語は、一気に理解できる英語量ということになりますから、 このスラッシュの間隔が長ければ長いほどあなたの力があるという、簡単な英語力バロメーターにもなります。
 スラッシュリーディングが修得できれば、英文をより速くより正確に理解できます。

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