2重回路など回路が複雑になると、オームの法則だけでは解決することが出来ない。複雑な回路の場合にはキルヒホッフの法則を利用する。
キルヒホッフの法則は、2つの法則から成り立っている。
1.キルヒホッフの第一法則(キルヒホッフの電流の法則)
回路網中の任意の1点に流れ込む電流の総和は、流れ出す電流の総和に等しい。
例として下図 接続点Aにおいて、
I3=I1+I2 | I3=I1+I2+I4 |
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2.キルヒホッフの第二法則(キルヒホッフの電圧の法則)
回路網中の任意の閉じた1経路に沿って1周したとき、起電力の総和は電圧降下の総和に等しい。
詳しくは、左メニューの回路@ABを考えるを参照。