大日ヶ岳の安山岩
(白鳥阿弥陀ヶ滝)
撮影場所 郡上郡白鳥町前谷
撮影者 小野 康雄
 安山岩
 SiO2量が52〜62%の火山岩です。一般に斑状であり、斑晶は斜長石が普遍的です。他に輝石・鉄鉱石を含むことが多いといえます。火山岩の中では、溶岩の粘性は中くらいです。
 落差約60mのこの滝は大日ヶ岳火山の溶岩層にできたものです。溶岩は輝石安山岩で構成されており形成年代は約100万年前と考えられています。滝の下部には火砕岩層があり最下部には板状節理がみられます。
節理の見られる崖