白山の安山岩

 白山の飛騨側登山口にある白水の滝(岩盤は安山岩の柱状節理)
撮影場所 吉城郡白川村大白川
撮影者 中田 裕一
 白山火山(標高2,702m)は、約30万年前から活動が始まりました。約3,000年前以降、白水滝溶岩の噴出など歴史時代に続く火山活動で現在の山頂付近の火口湖や火口群が形作られました。 

白山火山の安山岩

白水湖畔の川原
 火成岩の中でも火山から噴出した溶岩は、火山岩と呼ばれます。(地下で固結した場合は深成岩です。)日本の火山は、火山岩の中でも安山岩質の溶岩を噴出する場合が多いといえます。安山岩は、一般に斑状で斜長石の多い岩石です。