映画で世界史を勉強しよう
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<アンナと王様>
18世紀のシャム王国(現在のタイ王国)を舞台にした映画です。このころ、イギリスは東南アジア
の植民地化を急速に進めていました。
1987年 イギリス
 
 イギリス人アンナ・レオノーウェンズは、シャムのモンクット王から依頼されて王子の家庭教師を務
めるためにバンコクにやってきた。アンナはとまどいながらも、アンナは皇太子たちへ英語や科学だけ
ではなく国際感覚を身に付ける教育を始める。そんな中イギリスの植民地政策を鋭く批判するアンナの
発言に王は驚きながらも心惹かれていきます。
 物語は、王の側室という運命に逆らおうとする女性の悲劇、将軍のクーデターという国家の危機を
絡ませながら、アンナとモンクット王の心の動きを描いていきます。
 19世紀半ばからタイは東から勢力を広げてきたフランスと西から勢力を広げたイギリスの圧力を
受けるようになります。アンナに国際感覚を教えられた国王たちの尽力により、タイはイギリスとフラ
ンスの緩衝地帯として独立を保っていくことに成功します。
王様と私 アメリカ

「タイの寺院」
 
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