映画で世界史を勉強しよう
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<ラストエンペラー>
清朝末期の北京と1930年代の満州国、及び現代の中国を舞台にした映画です。
1987年 イタリア イギリス 中国
 
 清朝最後の皇帝溥儀の波乱の生涯を描いた映画です。先代の皇帝の死去に伴い僅か2歳で清朝の皇帝
となった溥儀は、辛亥革命によって清朝が滅亡し最後の皇帝となってしまいます。その後、溥儀は日本
軍と接触し、傀儡国家である満州国の執政となりますが、次第に孤独を深めていくようになります。
最後に溥儀は一中国市民としてその生涯を終えます。
 辛亥革命によって成立した中華民国は、袁世凱による独裁や各地に軍閥が割拠したことにより安定し
ませんでした。また、日本が中国東北部に権益を広げようとしたため、満州事変や日中戦争がひきおこ
されることになりました。
 

「清朝皇帝の玉座」
 
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