■ 東軍の諸武将
東軍の武将の中には、井伊直政、本田忠勝など以前からの家康の家臣が含まれているのは当然ながら、福島正則、黒田長政、加藤嘉明ら、いわゆる「秀吉小飼い」武将が含まれていることに注目しなければならない。彼らは、豊臣政権下の「武将派」として活躍したが、石田三成ら五奉行の「官僚派」と対立し、家康方に加わった。