ナポレオンに勝利したヨーロッパ諸国は、戦後の諸問題を解決するために、ウィ ーンで会議を行った。しかし、参加各国の利害が対立し会議は混乱した。加えて、 フランス国内ではルイ18世が国王になったことに対する不満が高まっており、この状況を見てナポレオンはエルバ島を脱出し、パリに戻り皇帝に復位した。
 ナポレオンの復位に対して、ヨーロッパ諸国は再び連合軍を結成し、ワーテルローでナポレオンの率いるフランス軍を撃破した(ワーテルローの戦い)。ナポレオン は再び退位し、大西洋のセントヘレナ島に流罪となった。