ローマは中小農民の重装歩兵を軍事力の中核にして、紀元前272年には全イタリア半島を支配した。
ローマは征服した都市国家とそれぞれ同盟を結び、分割統治を行った。また、ローマは征服した住民に市民権を与えたため、広い領域を支配することに成功した。
ローマのこのような支配の特徴は、ローマ人自身の次の言葉にもあらわれる。
「敗者さえも同化する、それがローマの強大化に寄与した。」