中央アジアからヨーロッパにいたる大帝国に成長したモンゴル帝国は、チンギス=ハンの子オゴタイ=ハンに引き継がれた。オゴタイ=ハンは内政を整えるとともに、金への親征をおこない1234年金を滅ぼした。
 金はモンゴルの侵略を前にして、南宋と協力してこれに当たろうと試みたが、華北の奪回を志す南宋は金の申し出を断り、モンゴルとともに金への攻撃を行った。