宋の西北辺境のチベット系のタングート族が勢力を増し、寧夏地方を中心に西夏を建国した。初代皇帝の李元昊(景帝)に率いられた西夏軍は、宋と遼との対立を利用し、たびたび宋に侵入し宋を苦しめた。
西夏
タングート族が寧夏を中心に立てた国。大夏と称したが、中国では西夏と呼んだ。中国と西方との通商路の要を握り国力高めた。仏教がさかんであり、西夏文字で多くに仏典を翻訳した。首都は、興京。
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