1937年の盧溝橋事件をきっかけに日本は中国における軍事行動を拡大した。これに対して、西安事件で接近していた中国国民党と中国共産党は、第2次国共合作を成立させ、日本に激しく抵抗した。これにより、日中両国は全面戦争に突入した(日中戦争)。中国はアメリカ・イギリス・ソ連の援助を受けて首都を南京から重慶に移して抗戦を続けた。日本は重要都市とそれを結ぶ交通路を確保したものの広い農村部を支配できず、戦争は泥沼化した。 また、この年日本・ドイツ・イタリアは三国防共協定を結びつながりを深めた。この協定はのちに日独伊三国同盟へと発展した。