戦争が始まると日本は、マレー半島・香港・シンガポール・インドネシア・フィリピン・ソロモン諸島などを占領した。日本は『大東亜共栄圏』をとなえ、西欧諸国からの自立を訴えた。しかし、日本の占領は戦争継続のための資源収奪とそのための治安維持を目的としており、現地の歴史や文化を無視した政策が行われた。さらに、住民に対する残虐行為や強制労働を行ったため、住民の反感をよび日本軍に対する抵抗運動が多発した。 モスクワ占領に失敗したドイツ軍は態勢を立て直し、ソビエト南部の工業地帯と油田の掌握を目指し攻撃を再開した。ドイツ軍の電撃戦は再び成功し、9月には南部の中心都市スターリングラードを包囲した。