1942年6月日本軍はミッドウェー海戦でアメリカ軍に大敗し、航空母艦の多くを失った。これ以降、日本は戦争の主導権を失った。1943年になるとアメリカ軍はガダルカナル島の日本軍を撤退させ、その後も太平洋地域の日本軍を次々と敗北させた。
 ソ連軍は総反撃を開始し、1943年2月にスターリングラードでドイツ軍を降伏させ東部戦線での戦いを優位に進めた。アメリカ・イギリス連合軍は北アフリカに上陸し、ドイツ軍を撤退させイタリア本土に迫った。
 イタリア本国ではムッソリーニに対する反感が高まり、ムッソリーニは首相を罷免され、イタリアの新政府は連合国に無条件降伏を申し出た。