1943年、連合国はカイロ宣言を発表し、対日戦争の方針を定めた。また、テヘラン会談では北フランスに上陸する作戦が討議された。これに基づいて1944年6月アメリカ・イギリス連合軍はノルマンディーに上陸し、8月にはパリに入りフランスを解放した。連合軍の空襲で多くの都市や工業施設、交通網を破壊されたドイツは、年末には総崩れとなった。 太平洋では、アメリカ軍がサイパン・グアムを奪回し、さらにフィリピンへ軍を進めた。サイパン島の陥落により、アメリカ軍の戦略爆撃機B29は直接日本本土を爆撃できるようになり、日本の主要都市や住民は大きな被害を受けるようになった。