(1) 発根 |
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タマネギを、ビーカーなどを用いて水栽培の状態にし、発根させます。
暗室などの暗い場所に置いておくと、よく発根します。
(右写真はクリックで拡大します)
* タマネギやニンニクは、秋〜冬の間が、発根しやすいです |
根端の切り取り |
根の先端を2cmくらいの長さに切ります。
* 午前10時ころに切り取ると、分裂中の細胞を多く見ることができます。 |
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(2) 固定 |
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切った根を、 メタノール:酢酸=3:1 の割合に混合した液に、15〜20分間入れて、固定します。 |
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(3) 保存 |
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固定した根は、70%エタノールで保存します。
* 1年間、保存できます。 |
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(4) 解離・染色 |
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5%濃度になるように 塩酸 を混ぜた、酢酸オルセイン溶液を用意します。
顕微鏡観察をする 12〜24時間前 に、保存しておいた根端をその酢酸オルセイン溶液の中に入れ、 解離と染色を同時におこないます。 |