ウミユリの化石
ウミユリは、その外観が海底に生えたユリのように見えるためこの名前がつけられたようです。しかし、植物ではなくヒトデ・ウニ・ナマコなどと同じ棘皮動物(きょくひ動物)に属しています。体は、腕・萼・茎または柄・根の部分に分かれています。根により海底に付着し、花びらのような腕で小さな生物を捕食しています。
古生代オルドビス紀(約5億年前)に出現し、現在も日本近海の少し深いところには、この仲間が生息しています。
キアゲハ
その名のとおり、やや黄色っぽいアゲハチョウ。前翅の付け根が黒くなっていることで、普通のアゲハと見分けることができます(普通のアゲハでは縞模様になっています)。都会の真ん中で見ることは少ないですが、少し郊外へ出れば、明るい草原で花を求めて飛び回っているのをよく見かけます。幼虫はセリのほか、ニンジン、パセリ、ミツバなどの野菜系の葉も食べるので害虫扱いされています。
アキアカネ
アカトンボの代表種。平地や丘陵地の池、水田、溝川などで広く発生し、どこでも普通に見られます。6月頃に羽化しますが、夏の間は高い山に登って避暑し、秋が近づくと里に降りてきます。成熟しても、頭部や胸部はあまり赤くなりません。
伊吹山で見られる動物・化石