大円が最短コースであることの説明


厳密な証明ではなく、直感的に理解しやすい説明をします。


@球面上の2点を通る様々な円を考える。




Aそれらの円を、直線ABを軸にして回転し、1つの平面上に置く。




B2点ABを通る円のうち、最大の円の弧ABがもっとも短い。



  • 弧ABの長さは、円の半径が大きいほど小さくなります。
    ただし、当然のことですが、弧ABは小さい方の弧(劣弧)を指します。
  • 球面上では、大円より大きな円はありません。
  • 平面上でのABの最短コースは直線(線分)ですが、これは球面上にはありません。



(動画)