2 びっくり!する数


5!という数は何でしょうか。これは,1×2×3×4×5のことです。5の階乗と呼びます。

まず,これはどういう意味の数かを理解しましょう。例えば,5人の人を一列に並べるとしましょう。 最初にくる人の選び方は5通りです。次にくる人の選び方は,4人になっていますので4通りです。 同様に3通り,2通り,1通りになります。これらの数の間の関係は,もし先頭がAさんとすると2番目は 4通りあり,先頭がBさんについても同様に4通りありますから,これらの数はかけ算すればよいことに なります(積の法則が成り立つと言います)。つまり5人を一列に並べる仕方は5!通りあるということです。

この階乗で表された数は,びっくりするくらいに速く大きくなります。例えば1クラス40人の生徒が 一列に並んだら40!通りの並べ方があると表現できます。この数は意とも簡単に表現できますが, 一体何桁の数なのでしょうか。下に1!から100!まで展示してあります。よくご覧ください。




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