ここの生き物は岐阜県を代表する特に大切な生き物なんだよ。
みんなの家の周囲でも見られるかもしれないね。一つの生き物を一年間通して観察してみてもおもしろいよ。


ミズバショウ
 5月〜6月に飛騨(ひだ)地方の湿地(しっち)で雪解けを待ちかねたようにさきます。
 
シデコブシ
 4月に岐阜県の東部の湿地(しっち)にさき、春のおとずれを知らせる花です。

ギフチョウ
 5月〜6月に里山で見られる美しいチョウです。名和靖(やすし)さんが1883年に岐早県の金山町(かなやまちょう)で最初に発見し、名前がつきました。
  モリアオガ工ルの産卵
(さんらん)
 5月〜6月に山地の池の上の枝で、白色のあわのようなかたまりの中に卵を生みます。


ゲンジボタル
 5月〜6月に成虫になり、明るい光を出しながら群れをつくって夜空を飛び交います。
 
サギソウ
 7月〜8月に山野の湿地(しっち)でシラサギが羽を広げたような花をさかせます。





クサギ
 8月〜9月に里山で強いにおいの花をさかせます。クロアゲハの仲間がこの花に集まります。
  ハッチョウトンボ
 7月〜8月に特に多く湿地(しっち)で見られます。日本で見られるトンボの中で一番小さいです。




オオサンショウウオ
 8月〜9月ころに産卵します。
 この動物の先祖は三億年も前から生活していたとされ、特別天然記念物にもなり、保護されています。
 
シラタマホシクサ
 8月〜10月に白い毛が多く球のような花をさかせます。岐阜県の東部の湿地(しっち)にだけ見られます。


マルバノキの紅葉
(こうよう)
 9月〜11月に美しく紅葉します。この紅葉と同時に星形の花も見られるめずらしい木です。
 
アユ
 9月〜10月に川の中流の浅い所に産卵します。県の魚になっていてなわばりをもつ習性があります。

ノウサギ
 9月〜12月にかけて、毛が少しずつ白くなっていきます。これを「だっ色」といいます。
   




   きびしい冬をこすために、日光を少しでも多くあびるように葉を広げた形をしています。
(この形をロゼットと言います。)
 
ナズナ キツネアザミ  



県の木イチイの実

問 題
 どの季節にイチイの実はなるのかな。
答え
秋に実はなるよ。
もっと岐阜県の自然について知りたかったら岐阜県博物館のホームページまで。
URL http://www.museum.pref.gifu.jp