環境(かんきょう)を守るにはみんなの協力が必要なんだね。
わたしたちにできることは何かな。



 美しく豊かな岐阜県の環境を守っていくために、わたしたちが行わなくてはならないことについて書いてある法律(ほうりつ)が、岐阜県環境基本条例だ。そして、基本条例の中に書いてある環境を守るための目標を、実際に達成するための計画(例:平成12年までに今よりゴミの量を減らしていく計画など)が、岐阜県環境基本計画だ。

 ISO14001は、どの国でも同じ考え方で、環境にえいきょうの少ない仕事の進め方をしていこうとする会社や団体にみとめられている規格だ。岐阜県は県庁において平成11年7月にこの規格を取得した。まず、環境を守るための行動計画を自分たちで決めて、これを実行する。そして、その計画がちゃんとできたかどうか確にんして、できていれば、また新しい計画を立てて取り組む。これを何回もくり返して、自分たちの仕事ができるだけ環境にえいきょうをあたえないようにしていくんだ。岐阜県もみんなと同じように、物を買ったり、使ったり、ゴミを出したりしている。だから、まず岐阜県がすすんで、環境を守っていこうとしているんだ。例えば、コピーの紙には必ず再生紙を選ぶとか、低公害車を使うとか、水や電気の節約に取り組むとか、いくつかの計画を立てて達成できるようにがんばっているんだ。

 1992年(平成4年)の国連「地球サミット」で、21世紀に向けて世界のみんなが協力して、地球の環境を守る取り組みをしていくための計画を作ったんだ。その計画が「アジェンダ21」だ。
「アジェンダ」というのは「これから取り組んでいく課題という意味。環境を守るためには、市民・会社・行政が一つになって行動していかなくてはならない。でも、自分はいったい何をしたらいいんだろう?そこで平成8年、岐阜県のみんなが環境を守るための55の行動メニューを表した計画、「ぎふアジェンダ21」が作られたんだ。
※「ぎふアジェンダ21」の中でみんなに示しているメニューは 
 
例えば・・・ ゴミの減量・リサイクル
緑と水が豊かな地いきづくり
温暖化対策(おんだんかたいさく)ゃ酸性雨対策のすい進
環境分野における国際協力

 岐阜県が地球や身近な環境を守るために、どんな取り組みをしているか、インターネットで調べてみよう。