ビオトープとは、いろいろな生き物がおたがいに関係をもってくらしていける場所のことで、昔から生き物がいっぱいいる草地や川、林、森などのことなんだよ。
 ここでは、メダカ池を作ってどんな生き物が集まってくるか調べてみよう。

  • 水を入れる大きな入れ物
    衣装(いしょう)ケース
    プランター
    発泡(はっぽう)スチロールの箱
  • じゃり
  • 土(赤玉土、田んぼの土)
  • 小石
  • 水辺の植物(オモダカ、ホタルイなど)
  • 水草(ヒシ、アサザなど)
  • シャベル
  • 作業用ブルーシート
 小さい池には、アシやヒメガマ、スイレンやキショウブなどは入れない方がいいです。これらの植物は、はんしょく力が強く、多くなり過ぎるからです。

 水の中にコンクリートのブロックを入れるときは、一週間ほど水につけてコンクリートのあくをぬきましょう。

池の大きさは、10Fもあれば十分だが、大きさにこだわらなくてもよい。
(横3m×たて1m×深さ0.4mという例もある。)


<作り方>
1 深い所と浅い所ができるようにほり、
  なだらかなしゃ面を作る。
2 土をほったら水がしみ出ないように
  作業用ブルーシートをしく。
3 土やじゃりを混ぜたものをはりつける。 4 一週聞くらいして土が固まったら水を入れる。
5 その後、水草やメダカがかくれる石などを入れる。さて、どんな生き物が集まってくるかな。


  • 池を作るとき、シャベルを使ったり重い土や石などを運んだりするので、けがをしないように気をつける。
  • おとなの人や先生といっしょに作るとよい。
池の水がにごらないよう新しい水を入れようね。

衣装ケースや発泡スチロールの箱などを利用して、
小さな池を作ることができるよ。