化学のレシピ  - 化学演示実験カード -

登録番号: 51
分類番号: B323  化学IB 物質の変化 物質の変化

タイトル:  紫キャベツの色(アントシアン)とpH

所要時間: 15 分

目  的: 酸塩基指示薬の原理を知る

器  具:

加熱器具,ビーカー(500ml),ガーゼ,駒込ピペット(3),試験管(13)メートルグラス

薬  品:

紫キャベツ,0.1M-HClaq,0.1M-NaOHaq

事前準備:

  1. 紫キャベツ約8分の1個を千切りにしてビーカーに入れ,水200mlを加えて10分程度煮る。
  2. 冷えてからガーゼで漉す。

方  法:

  1. 0.1M-塩酸を用い,図のようにしてpHが1〜6の水溶液を順次調製する。
  2. 0.1M-水酸化ナトリウム水溶液を用い,図のようにしてpHが13〜8の水溶液を順次調製する。
  3. 紫キャベツの煮汁各2mlを加えて,色の違いを観察する。

留 意 点:

pHの概念を体験的に理解させる意味から,pH1〜13の各水溶液の調製は,生徒の目の前で行う方がよいと思われる。

関連領域:

化学IA 日常生活の化学 食品の化学

参考文献:

「実験による化学への招待」(日本化学会編)

化学レシピ 岐阜県高等学校理化教育研究会

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