日本の算数の歴史

 「算額(さんがく)」とは、神社やぶっかくにほうのうした数学の問題やその解答が書かれた絵馬のことです。

 えどじだいちゅうきから始まった風習といわれています。

 現在全国に約880面の算額が現存しているそうです。複製されたものもふくめると約970面を見学する事ができるようです。このうち岐阜県には8面が現存しているそうです。

 「算額」は、数学の問題が解けたことを神仏に感謝し、ますます勉学にはげむことをきがんしてほうのうされたものではないかと思われます。その後、人の集まる神社やぶっかくを発表の場として、難問や問題だけを書いて、解答を付けないでほうのうするものも現われました。そして、その問題を見て解答を算額にしてまたほうのうするといったことが行われました。

 算額ほうのうの習慣は世界に例がなく、日本独自の文化(和算)であり、明治になり西洋ではってんしてきた数学の導入を容易にしたのも算額をほうのうする風習がこうけんしたと言われています。それでは、実際に算額に書かれた問題をいくつか解いてみましょう。



<岐阜県に現存する算額の奉納場所>
日枝神社(高山市城山)
気多若宮神社 (吉城郡古川町上気多)
田代神社(養老郡養老町高山)
水無神社(大野郡宮村一ノ宮)
八幡神社(郡上郡八幡町小野)
明星輪寺(大垣市赤坂町金生山)
高沢日竜峰寺(武儀郡武儀町下之保)
湯葉神社 (養老郡上石津町)
八幡宮(大垣市外野釜笛 釜笛八幡宮宮前地蔵堂 )