学 習 内 容 生 徒 の 学 習 活 動 教師の指導(○見届け・☆指導・援助)
 導


   


 

























終末
マグマが固まってできた岩石(火成岩)を提示する


・苗木花崗岩(中津川市苗木町)
・上野玄武岩(恵那郡坂下町上野)
・鉱物が含まれている
・鉱物博物館学芸員の大林 達生さんを紹介する

・まず肉眼で、次にルーペ を使って鉱物の形や色を 調べる

<机間指導>
*気づいたことをノートに 書き込んでいるか
@結晶の色(鉱物名)
A結晶の形(正方形、長方 形、角張っている)
B結晶の大きさ  等
・偏光顕微鏡の仕組みと使 い方を説明する
・スクリーンに映像を映す
<机間指導>
*偏光顕微鏡を正しく使い 結晶観察をしているか
@偏光顕微鏡の使い方
A鉱物の種類と大きさ
・花崗岩と玄武岩の組織の つくりの違い(等粒状組 織と斑状組織)に着目さ せる
・岩石に含まれる鉱物結晶 の大きさの違いを説明で きるような考えづくりを させる
<机間指導>
*岩石のでき方と組織のつくりの違いを関係付けて考えようとしているか
@どのくらいの時間?
A場所は?
B同じ鉱物(長石)が含ま れているのだが?

・生徒の考えを大切にする


・推論を検証する方法を考 えていく
花崗岩と玄武岩に含まれる鉱物を調べよう
花崗岩と玄武岩の組織のつくりを観察することができる。
観察した結果を発表する。
偏光顕微鏡を使って花崗岩と玄武岩の薄片で結晶のつくりを観察する。
花崗岩と玄武岩に含まれる鉱物の組織のつくりをまとめる。

○花崗岩
・同じくらいの大きさの粒が集まっている。
・粒の色は白色、灰色、黒色で、全体的に白 っぽい色をしている
○玄武岩
・白い粒と黒い粒がところどころにある。
・全体的に灰色っぽい色をしている
・色がとてもきれいに見える
・結晶の色がステージを回すと変わる
・一つ一つの結晶がわかりやすい

○花崗岩・・・石英(灰色)、長石(白色)、黒  雲母(黒色)の同じくらいの大きさの粒  だけが集まってできている
○玄武岩・・・全体的に灰色の中に長石(白色)  と角閃石や輝石(黒色)の粒がある

花崗岩も玄武岩もマグマが冷えて固まってできた岩石だが、組織のつくりが違う。どうしてこのような違いができたのだろう。
花崗岩と玄武岩の組織のつくりの違いからでき方を説明する考えをつくることができる










次時の課題を提示する
○花崗岩
・結晶が同じくらいの大きさになる鉱物が集 まって固まったのではないか(マグマの成 分)
・マグマが地下の深いところでゆっくり冷え て固まってできたので、粒が大きくなった のではないか(冷える時間)
○玄武岩
・結晶が小さい鉱物と大きくなる鉱物が集ま ってできたのではないか(マグマの成分)
・マグマが地上付近で、急激に冷えて固まっ てできたので、結晶になれなかった鉱物が あるのではないか(冷える時間)

・冷える時間と結晶のでき方や、マグマの成 分に違いがあるかどうか調べていこう