棚橋天籟
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天籟は幼名を衡平といい学問好きな青年でした。元治元年、せまりくる天狗党との交渉に当り揖斐の町を戦火より救った。明治14年から、大野、池田郡長、明治21年には岐阜師範学校長になる。明治40年天籟中学校(現在県立揖斐高等学校)を創立する。
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画家  野原櫻州
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揖斐川町上町金物商の息子として生まれる。東京美術学校を首席で卒業画家への道を歩み始める。大正5年12月「醍醐の花見」が第10回文展に入選、意欲的に歴史画にとりくむ。一方「薔薇」を書いたら右に出るものがないと言われ広く大衆に親しまれた。
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揖斐領主 旗本岡田将監善同
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幼い頃から信長に仕えしばしば戦功をあげた。関ヶ原戦役には家康に属し美濃国内の幕府領の代官をつとめた。さらに美濃国奉行として、他の幕領代官の上に立った。名古屋城築城奉行、大阪の陣には陣奉行、伊勢神宮造営にも尽力し、伊勢守に叙任される。寛永8年(1631)に揖斐に陣屋を置いた。
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猪の子
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川の水の流れを変えるため中央の篭に石を詰めて川に並べた。この猪の子には右岸用と左岸用があります。猪の子とは猪に似ている所からこの名前が付けられました。
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段木(つだ)
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江戸時代、徳山村においても税を払わなければならず、産物らしき物がないので段木を米にかわる税として領主に納めた。段木はぶななどの雑木を切りたおし約70cmの長さにきったもの。割って薪として使っていました。
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荷船
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豊臣時代頃より昭和の初めごろまで、揖斐川を伊勢湾まで上り下りしていた。
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舟大工道具
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舟を造るのに使う大工道具です。くぎについては厚さ約3cmの板に斜めに釘穴をほり、10cm以上もある釘を打つのです。この釘穴にうめ木をするのが大変な仕事なのです。
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船積文書
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塩、松茸、塩鮎、桶竹、葛藤 4品と送状一通を江戸の岡田豊前守に負送ったもの。
(元禄3年9月8日)
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将監堤(尻無堤)
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二代岡田将監善政は寛永8年(1631)に幕府より治水奉行を任命され、領地を水害から守るために堤防を築いた。川に沿って1本の長い堤防でなく、その末端をあけ、下流の堤防との間に水勢のはけ口の遊水池をもうけた。
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