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近代臨床医学の権威 1859-1917
青山胤通 岐阜県中津川市出身
日本の臨床医学を確立し、東京帝国大学医科大学長として内科医師の立場からペスト・脚気などの治療に取り組み、明治・大正にわたって、日本医学界の発展と改革に努めた。
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近代外科医学の重鎮 1857-1943
佐藤三吉 岐阜県大垣市出身
東京帝国大学医科大学長、日本外科学会会頭を歴任するとともに、名外科医として止血を主眼においた手術法、無菌法の導入、虫垂炎の早期手術など外科医学界の発展に努めた。
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女子教育の先駆者 1854-1936
下田歌子 岐阜県恵那郡岩村町出身
明治・大正・昭和にわたって、女子教育に力を注ぎ、実践女学校等の創立と経営にあたるとともに、幅広い教育活動や著述活動を行い、女性の教養知識を高め、その自立を図るために尽力した。
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世界数学界に世紀の金字塔 1875-1960
高木貞治 岐阜県本巣郡糸貫町出身
20世紀の数学界において最も重要な法則証明の論文の一つで、奇跡に近いと感嘆される木類体論を20年の歳月をかけ完成し、日本数学界の学術的地位を世界の最高位にまで高めた。
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近代歴史学の巨峰 1873-1961
津田左右吉 岐阜県美濃加茂市出身
古事記・日本書紀の神代説話に精密な文献批判を加え、記紀以前の史実性を否定するなど、近代歴史研究の基礎を築くとともに古代史研究をはじめ文学研究にも大きな足跡を残した。
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近代昆虫学の祖 1857-1926
名和靖 岐阜県本巣郡巣南町出身
ギフチョウの発見者で生涯を通して昆虫の研究を続け、害虫駆除・益虫保護による農業生産力の向上について先駆的役割を果たすとともに、名和昆虫研究所、名和昆虫博物館の基礎を築いた。
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近代仏教学の先達 1849-1927
南條文雄 岐阜県大垣市出身
イギリスに留学し梵語学(サンスクリット語学)を研究して、仏教研究に欠くことのできない不朽の名著『大明三蔵聖教目録』を編纂するなど、近代仏教学の先達として活躍した。
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人間愛の刑法学者 1878-1970
牧野英一 岐阜県高山市出身
懲罰主義の刑法理論に対し、犯行の動機や心情までも考えて刑を定めるという教育刑論・主観主義刑法理論を唱え、現代刑法の基礎を築いた。
戦後、新憲法制定にあたっても重要な役割を果たした。
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近代理化学の最高峰 1857-1911
松井直吉 岐阜県大垣市出身
理化学研究をわが国に定着させるなど近代自然科学研究の礎を築くとともに、文展の審査員を務め美術界にも貢献した。 東京大学理学部教授、東京帝国大学総長を務めた。
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自然保護に尽力した植物学者 1861-1939
三好学 岐阜県恵那郡岩村町出身
わが国の植物学界の黎明期にあって、植物研究に大きな足跡を残し、その礎を築いた。 幾多の優秀な学徒を育てるとともに植物学者として天然記念物の保護活動に多大の功績を残した。
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