●芸術・文化の分野で活躍した人々●
近代日本画の巨匠 1873-1957 川合玉堂 愛知県葉栗郡木曽川町出身
7歳の時、岐阜米屋町に移り住み長良川に親しむ。 明治・大正・昭和にわたって近代日本画壇の中枢として活躍し、伝統的な画法を統合しながら、特に風景画において温雅な独自の芸術世界を創生した。
孤高の芸術を創生した洋画家 1880-1977 熊谷守一 岐阜県恵那郡付知町出身
明治・大正・昭和にわたる日本洋画界の発展の中で、洋画に東洋精神を吹きこみ、独自の純化された画風を確立し、孤高の熊谷芸術といわれる芸術世界を創生した。
近代日本の文豪 1859-1935 坪内逍遥 岐阜県美濃加茂市出身
『小説神髄』で新しい小説論を提唱するとともに、わが国シェークスピア劇紹介の先駆的役割を果たすなど、明治・大正・昭和の初期にわたり、文壇・教育・演劇の革新に活躍した。
清新な画境を開いた日本画の巨匠 1885-1977 前田青邨 岐阜県中津川市出身
明治後期から大正・昭和の近代日本画壇の中枢として活躍し、歴史画を中心に花鳥画・風景画など不朽の名作を数多く描いた。
明治洋画壇の先駆者 1850-1906 山本芳翠 岐阜県恵那郡明智町出身
わが国の洋画の黎明期である明治初期から30年代にかけて画家として活躍し、洋画界の基礎を築くとともに、藤島武二ら多くの洋画家を育てた。