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所 在 地・・・可児郡御嵩町御嵩1389−1
開設年・・・1996年
施設の概要

 御嵩町は緑豊かな自然環境のなか、心の安らぎを得られる町として着実に歩み続けています。この御嵩の地に生きた先人の息吹、足跡をしるす文化財や資料の収集・保管・調査研究をするとともに、広く一般に公開し、さらに郷土の歴史に関する学習活動の拠点として、中山道みたけ館は位置付けられています。
 中山道みたけ館で、過去への扉を開け、郷土「みたけ」の現在を見つめ直し、さらには未来へと夢を広げてみませんか。

常設展示室の紹介(原始から現代までの御嵩町の紹介)

a.御嵩のあけぼの

1億7千万年前にこの地に生きたアンネクテンス象などの哺乳動物や植物、さらに縄文・弥生・古墳時代の出土品を、パネル・映像・ジオラマをまじえ展示しています。太古の、そして原始時代の御嵩へタイムスリップすることができます。


b.躍進する御嵩

白鳳期に建立された願興寺廃寺をはじめとした古代寺院の建立、古代の道「東山道」、郷土に残る平安歌人和泉式部と在原行平に関する伝説から雅の世界を、そして戦国乱世に生きた武将たちの栄枯盛衰、この地で花咲いた中世仏教文化を目の当たりにすることができます。


c.隆盛をきわめた御嵩

情報・文化の受信地として、また発信地として大きな役割を果たした宿場町「御嶽宿」「伏見宿」。御嶽宿の縮小模型を中心に、珍獣ラクダの逗留した伏見宿もあわせ、活気にあふれた生活を資料と映像で紹介し、さらに禁断の「信仰キリシタン宗」を信じた人々の熱い心に触れることができます。


d.東濃の中枢御嵩

明治維新の風が吹くと、いち早く政治・文化・教育の中心地として近代化を遂げ、さらに産業エネルギーとして使われた亜炭の産出で名をはせた御嵩町を紹介します。
時に亜炭採掘坑内の実物模型と映像は、訪れる人を圧巻します。


e.まつりと伝承

御嵩町の町名由来と鬼岩にまつわる伝承を紹介し、時を越えて今日まで受け継がれた「ふるさ との心」ともいうべき祭礼行事に目を向け、忘れかけた人間味あふれる精神文化に触れることが できます。


図書館の紹介

一般開架閲覧室(4万冊)、児童開架閲覧室(2万冊)、閉架書庫、AVソフト (1,500本)、おはなしのへや、ビデオコーナー、リスニングコーナー、検索・新聞雑誌コーナーなどがある。
毎月3回「わくわくたいむ」というお話会を開催している。