■バラの咲きほこる地--岐阜県神戸町の紹介--

 岐阜県神戸町は、人口約2万人。大垣市の北に位置し、西に伊吹山をのぞむ濃尾平野北端の場所にあります。東堺を南北に流れる揖斐川の肥沃な土を生かして、米・野菜・花づくりが盛んに行われています。特に、町の東部を揖斐川堤防からながめると、雪がかぶったように一面にビニールハウスや温室が並んでいて、真冬でも野菜が収穫され、いろいろな花が咲きほこります。
 神戸町のバラづくりは、昭和45年頃より始まりました。野菜作りをしていた農家が最初に取り組み、この地域の良質な土を生かして、じょじょに広がっていきました。現代では、岐阜県内最大のバラの産地で、岐阜県のバラの生産の約50%を神戸町が占めています。

■バラ生産組合の歩み

昭和45年
・若手のきゅうり栽培農家が切りバラ栽培に取り組む。
昭和48年
・東部土地改良事業によるほ場整備の開始。
  
昭和52年6月
・農事組合法人 神戸町バラ生産組合を設立。(組合員6名)
昭和52年12月
・神戸町バラ温室団地の完成。
・神戸町の花に「バラ」が指定される。
・第17回全国バラ切花研究大会が岐阜県で開催される。(神戸町が産地視察先となる)
昭和59年
・ラ・ゴード・ローズの会を発足。(宅配システム開始)
昭和61年10月
・「父の日」特別セットの宅配を開始する。
平成元年
・天皇、皇后両陛下行幸啓賜る。
・ラ・ゴード・ローズ生産組合がロックウール栽培(石わたの養液栽培)施設を導入。
平成6年5月
・「父の日」特別セットに加えて、「母の日」特別セットの宅配を開始。
平成7年9月
・紀宮様、バラ温室団地ご視察賜る。


平成3年、天皇皇后両殿下が神戸町バラ団地を御行幸される。
平成6年には、紀宮さまも同団地をご視察。

プリンセスミチコ
プリンセスサヤコ
ハイネス雅
ハイネス愛
当時皇太子妃殿下であられた美智子さまの明貌に捧げられ命名
紀宮清子内親王のお名前にちなんで命名
皇太子ご夫妻のご成婚を記念し、妃殿下雅子さまのお名前にちなんで命名
内親王殿下愛子さまのご誕生を記念しお名前にちなんで命名

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