屋上にある観測測器（かんそくそっき）

気象台（きしょうだい）の屋上はどんな観測測器（かんそくそっき）があるのですか？

日照（にっしょう）計と風向風速計があります。

日照（にっしょう）計とは

ガラスの筒（つつ）の中にある、とがった金属（きんぞく）の棒（ぼう）で日照（にっしょう）があった時間を観測（かんそく）しています。

日照（にっしょう）時間は、太陽からの日射（にっしゃ）の強さがある基準値（きじゅんち）を超（こ）えた時間を数えています。この基準値（きじゅんち）は、地面に人影（ひとかげ）ができるくらいの日射（にっしゃ）に相当（そうとう）します。

風向風速計とは

飛行機（ひこうき）の尾翼（びよく）のようなものにより、いつも風がふいてくる方向をむき、白いプロペラは風を受（う）けて回ります。

風向風速計が向いている方向から風の向き(風向）、プロペラの回る速さから風の速さ(風速)を観測（かんそく）します。