気圧(あつ)

質問(しつもん)の一覧(いちらん)

ほかのしつもんをえらぶ

予報官(よほうかん)からの答え

ミスターみかんさん:10代

春の移動性(いどうせい)高気圧(こうきあつ)と秋の移動性(いどうせい)高気圧(こうきあつ)の違(ちが)いを教えて下さい

特(とく)に違(ちが)いというものはありません。

松波さん:30代

熱帯(ねったい)低気圧(ていきあつ)と温帯(おんたい)低気圧(ていきあつ)の事で、お伺(うかが)いを致(いた)します。
今朝あるテレビ番組で、温帯(おんたい)低気圧(ていきあつ)から熱帯(ねったい)低気圧(ていきあつ)に変(か)わる事はないと、言っておりましたが、では、日本の南の海上の亜熱帯(あねったい)気候(きこう)で、温帯(おんたい)低気圧(ていきあつ)から、熱帯(ねったい)低気圧(ていきあつ)に変(か)わり、その後で、台風になる事はないのですか、お聞きします。

温帯(おんたい)低気圧(ていきあつ)は気温の急変場(きゅうへんば)で発達(はったつ)しますので、同(おな)じ気団(きだん)内で発生・発達(はったつ)する熱帯(ねったい)低気圧(ていきあつ)に変化(へんか)することは原則(げんそく)としてはありません。

ただ低気圧(ていきあつ)のうち、温帯(おんたい)低気圧(ていきあつ)の性質(せいしつ)を失(うしな)ってしまったものは、熱帯(ねったい)低気圧(ていきあつ)としての性質(せいしつ)に変化(へんか)することはあるようです。

ですから「温帯(おんたい)低気圧(ていきあつ)→熱帯(ねったい)低気圧(ていきあつ)」はありませんが、「温帯(おんたい)低気圧(ていきあつ)→温帯(おんたい)低気圧(ていきあつ)ではない低圧(ていあつ)部→熱帯(ねったい)低気圧(ていきあつ)」はありえます。

たかゆきさん:小学生

今年のもうしょは、新聞でチベット高気圧(こうきあつ)だと書いてありました。 できるわけをわかりやすく教えて下さい。

地球の低緯度(ていいど)にはハドレー循環(じゅんかん)という、大きな空気の流れがあります。

赤道付近(ふきん)では温度が高いため、空気が持ち上げられますが、その空気は上空で冷(ひ)えて北緯(ほくい)30度付近(ふきん)で再(ふたた)び下りてくるという流れです。赤道付近(ふきん)はどんどん空気が上昇(じょうしょう)しますから気圧(きあつ)は低(ひく)く、そのすぐ北には空気が下りてくるエリアがあり、ここに高気圧(こうきあつ)ができます。

これは亜熱帯(あねったい)高気圧(こうきあつ)と呼(よ)ばれます。

日本付近(ふきん)に影響(えいきょう)を及(およ)ぼす亜熱帯(あねったい)高気圧(こうきあつ)は、太平洋高気圧(こうきあつ)とチベット高気圧(こうきあつ)のふたつです。

これら高気圧(こうきあつ)の空気はもともとが熱(あつ)いため、下りてくるうちに断熱圧縮(だんねつあっしゅく)という現象(げんしょう)が起き、温度が上がります。

ですからチベット高気圧(こうきあつ)が強い年は、夏の高気圧(こうきあつ)が強いとも言え、猛暑(もうしょ)になりやすいのです。

なお、太平洋高気圧(こうきあつ)は天気図で見てはっきりわかりますが、チベット高気圧(こうきあつ)はできる場所が高原なので、地上の天気図にはあらわれません。上空の天気図のみに表現(ひょうげん)されます。

亜熱帯(あねったい)高気圧(こうきあつ)の下では下降(かこう)気流が起きるため、ユーラシア大陸(たいりく)や北アフリカのように砂漠(さばく)になっているところが多いのです。日本ももし海に囲(かこ)まれていなければ砂漠(さばく)になっていたかも知れません。

小学生のたかゆきさんには難(むずか)しい回答かと思いますが、チベット高気圧(こうきあつ)を説明(せつめい)するには、上記のことを述(の)べざるをえないので、そのまま説明(せつめい)しました。

文化部部長さん:中学生

何で暖(あたた)かい空気の方がかるいのですか??

空気が暖(あたた)まると膨張(ぼうちょう)し、密度(みつど)が小さくなるからです。

みけさん:中学生

停滞(ていたい)前線は、暖気(だんき)と寒気の強さが同(おな)じといっていたけど、暖気(だんき)の方が軽(かる)いのに何で上に上がらないんですか?
含(ふく)む水分量(りょう)が同(おな)じということですか?

停滞(ていたい)前線のところでも暖気(だんき)は上昇(じょうしょう)します。停滞(ていたい)前線の特徴(とくちょう)は、寒気と暖気(だんき)の力が釣(つ)り合っていて、前線としては動かないということです。

勝山さん:小学生

低気圧(ていきあつ)には前線を伴(ともな)うものと、伴(ともな)わないものがありますがどう違(ちが)うのですか?

前線は異(こと)なる性質(せいしつ)を持った空気同士の境目(さかいめ)です。温帯(おんたい)低気圧(ていきあつ)は、この境目(さかいめ)で発生、発達(はったつ)することが多いので、前線を持つのです。

一方、低気圧(ていきあつ)の中には、同(おな)じ性質(せいしつ)の空気の中でできるものもあります。こうした低気圧(ていきあつ)は前線を持ちません。

例(れい)としては、寒冷(かんれい)低気圧(ていきあつ)、台風(熱帯(ねったい)低気圧(ていきあつ))、地形性(せい)の熱的(ねつてき)低気圧(ていきあつ)などがあります。

マサミさん:中学生

高気圧(こうきあつ)、低気圧(ていきあつ)は1000hPa以上(いじょう)、以下(いか)できまるんですか? 教えてください!!

まわりより気圧(きあつ)の高いところを高気圧(こうきあつ)、低(ひく)いところを低気圧(ていきあつ)と呼(よ)んでいます。

なので、「○○hPa以上(いじょう)が高気圧(こうきあつ)」というような基準(きじゅん)はありません。

1000hPa以上(いじょう)の低気圧(ていきあつ)もあれば、1000hPa以下(いか)の高気圧(こうきあつ)もあります。

齋藤さん:小学生

なんで高気圧(こうきあつ)低気圧(ていきあつ)があるの

気圧(きあつ)は、上空まで続(つづ)く空気が地面を押(お)す力です。

普段(ふだん)あまり感じませんが、空気にもちゃんと重さがあって、地面には空気の力がかかっています。

空気の流れ方や温度によって、この力が大きくなったり小さくなったりするので、高気圧(こうきあつ)や低気圧(ていきあつ)ができます。

例(たと)えば、空気が下向きに下りてきているところは、地面を押(お)す力が強くなり、高気圧(こうきあつ)となります。反対に、空気が上向きに上っているところは、低気圧(ていきあつ)となります。

また、暖(あたた)かい空気より冷(つめ)たい空気は重たいので、冬のシベリア地方のように、冷(つめ)たい空気があるところにも、高気圧(こうきあつ)ができます。

すまっぷさん:中学生

台風のときに気圧(きあつ)が下がるのは、分かるんですけど、 晴れのときにも気圧(きあつ)が下がるのは、どうしてですか??教えてください!!

台風や低気圧(ていきあつ)がない時でも、気圧(きあつ)は常(つね)に変化(へんか)しています。

気圧(きあつ)というのは、上空までつづく空気の柱(はしら)が、地面を押(お)す力のことでしたね。

この、空気の柱(はしら)には、たえず風が入ったり出たりしています。

もし、柱(はしら)の中へ入る風が、出ていく風より多くて、ちょっと詰(つ)まったような感じになれば、柱(はしら)の中の空気が多い分、地面を押(お)す力も上がるので、気圧(きあつ)は上がります。逆(ぎゃく)に、出ていくほうが多くて、すいた感じになれば、気圧(きあつ)は下がります。

また、空気が上昇(じょうしょう)すると、地面を押(お)す力は弱まるので、気圧(きあつ)は下がります。

低気圧(ていきあつ)や台風で気圧(きあつ)が下がるのも、このためです。

だから、高気圧(こうきあつ)におおわれて晴れている日でも、 昼間の日射(にっしゃ)によって、地面が暖(あたた)まると、暖(あたた)かい空気が上昇(じょうしょう)し、気圧(きあつ)が下がるのです。

浜崎さん:50代

夏になると太平洋高気圧(こうきあつ)が強くなると聞きますが。 夏の太平洋上は高温になり低気圧(ていきあつ)が発生するのでは思います。
なぜ高気圧(こうきあつ)が強くなるのですか。これは低気圧(ていきあつ)で発生した上昇(じょうしょう)気流のもど(もど)りの為(ため)に発生していると言う事ですか?
ご教授(きょうじゅ)ください。これと逆(ぎゃく)の冬のシベリア高気圧(こうきあつ)も教えてください。

確(たし)かに、夏には太平洋高気圧(こうきあつ)におおわれるようになります。

これは、日本よりももっと緯度(いど)の低(ひく)い海上で暖(あたた)められた空気が上昇(じょうしょう)し、それが日本付近(ふきん)で下降(かこう)し吹(ふ)き出すためです。

一方、シベリア高気圧(こうきあつ)は、寒冷(かんれい)な空気が下降(かこう)し沈降(ちんこう)してきてできるものです。このような場合、地上付近(ふきん)では高気圧(こうきあつ)でも、上層(じょうそう)の方は低圧(ていあつ)になっています。

このため、同(おな)じ「高気圧(こうきあつ)」でもちょっと違(ちが)うんです。

太平洋高気圧(こうきあつ)のような高気圧(こうきあつ)は「背(せ)の高い高気圧(こうきあつ)」、シベリア高気圧(こうきあつ)のような高気圧(こうきあつ)は「背(せ)の低(ひく)い高気圧(こうきあつ)」と呼(よ)ぶこともあります。

服部さん:20代

気圧(きあつ)と標高(ひょうこう)との関係(かんけい)についてお聞きしたいのですが、 一般的に標高(ひょうこう)が高くなると気圧(きあつ)は低(ひく)くなるといいますよね。
そこで質問(しつもん)なんですが、山の山頂(さんちょう)での気圧(きあつ)のおよそのデータと、気圧(きあつ)の求(もと)め方を知りたいのですが。それと、台風などによっても気圧(きあつ)が変化(へんか)するので一概(いちがい)には言えないと聞いたのですが、 そのへんはどのようになっているのでしょうか?

山頂(さんちょう)での気圧(きあつ)データはこちらにはありませんが、台風はもちろん、さまざまな条件(じょうけん)によって地上でも山頂(さんちょう)でも気圧(きあつ)は毎日変化(へんか)しています。

標高(ひょうこう)が100メートル高くなるにつれて、気圧(きあつ)は、およそ10hPa(ヘクトパスカル)低(ひく)くなります。

地上の気圧(きあつ)をだいたい1000hPaと考えれば、標高(ひょうこう)1000メートルの山では900hPa、2000メートルの山では800hPaとなります。

岐阜の地上気圧(きあつ)は、気象庁ホームページ>各種データ・資料>過去の気象データ検索のページから分かりますし、お天気教室>天気図を見てみようで調べることのできる天気図からだいたいの値(あたい)は分かると思いますので参考(さんこう)にしてみて下さい。

服部さん:20代

すみません。この前気圧(きあつ)と標高(ひょうこう)について質問(しつもん)したのですが、 それとは別に、標高(ひょうこう)が高くなると気圧(きあつ)は低下(ていか)し、沸点(ふってん)もそれにしたがって低(ひく)くなるといいますが、気圧(きあつ)と沸点(ふってん)にどのような関係(かんけい)があるのかも知りたいのですが・・・。

純粋(じゅんすい)な水は、気圧(きあつ)が1hPa下がると、沸点(ふってん)も約(やく)0.027℃下がります。

以前の質問(しつもん)で答えた高度と気圧(きあつ)の関係(かんけい)を考えると、例(たと)えば標高(ひょうこう)2000メートルの山頂(さんちょう)では、地上よりも約(やく)200hPa気圧(きあつ)が低(ひく)くなります。

0.027×200=5.4

沸点(ふってん)は100℃から5.4℃低(ひく)い、94.6℃となります。

桐藤さん:小学生

初めましてぼくは、小学校五年生です。質問(しつもん)します。なぜ、空気には重さがあるのですか。

「重さ」は、地球がものをひっぱる重力の大きさのことですよね。

地球は、どんなものでも、何かがあれば、それをひっぱっています。空気も、地球にとっては「もの」の1つですから、もちろんひっぱっられるため、ちゃんと重さがあるんです。1リットルで、だいたい1.29グラムくらいの重さです。

空気は目に見えないし、普段(ふだん)生活していて、空気が重いなぁと感じることもないので、不思議(ふしぎ)に思うかもしれませんね。風がふいた時などに、「空気がある」と感じることはできますが、「空気の重さ」を実感(じっかん)することは、そうないことですよね。

でも、もし空気をぬいたビンとそうでないビンを用意して、てんびんの両側(りょうがわ)にのせたら、空気の入ったビンの方が重くて下にかたむくはずです。

あの有名(ゆうめい)なガリレオ・ガリレイも、この方法で空気に重さがあることを確(たし)かめたそうですよ。

!兼ちゃん!さん:中学生

気圧(きあつ)についての質問(しつもん)です!\(・A・)/
天気予報(よほう)で出される気圧(きあつ)と、学校で測(はか)った気圧(きあつ)とちがいました。
気圧(きあつ)は高さによって変(か)わるんですか?
詳(くわ)しく教えてください!!

気圧(きあつ)ははかる場所の高さによって変(か)わります。 気圧(きあつ)は、空気による圧力(あつりょく)です。

標高(ひょうこう)の低(ひく)い所ほど、その上にたくさんの空気が積(つ)み重なり、圧縮(あっしゅく)されて、密度(みつど)が大きくなります。

そのため、標高(ひょうこう)の低(ひく)いところのほうが気圧(きあつ)が高くなります。

学校での気圧(きあつ)は「現地(げんち)気圧(きあつ)」と呼(よ)ばれるもので、気象台(きしょうだい)から発表される気圧(きあつ)と比較(ひかく)するためには、海面の値(あたい)に補正(ほせい)する必要(ひつよう)があるのです。

気象台(きしょうだい)でも、現地(げんち)気圧(きあつ)を測(はか)っています。

しゅうへいさん:中学生

気圧(きあつ)のところに「地球上の空気は,約(やく)1万kgものおもりを,1m2の板の上に置(お)いたときと同(おな)じ圧力(あつりょく)を,地球上の全ての物体に与(あた)えていることになります。もちろん,私たちの体も,同(おな)じ圧力(あつりょく)を空気から受けているのです。」
と、ありますが私たち人間はなぜつぶれないんですか?(圧力(あつりょく)をうけているのに)

岐阜地方気象台の紹介>気象台での観測業務>観測する気象要素について>気圧のページに書かれていることですね。

たしかに、空気の圧力(あつりょく)は、書いてある通りとても大きな力なのですが、ある一つの方向から、この力で物を押(お)しているわけではないのです。

空気中にある物はすべて、ありとあらゆる方向から、同(おな)じ力を受けています。

たとえば、テーブルは、その上から空気が大きな力で押(お)しているのですが、まったく同(おな)じ力を下からも押(お)し返しているために、力は差(さ)し引きゼロになるのです。また、木で出来ているテーブルは、内部に空気を含(ふく)んでいますが、この空気が内部から同(おな)じ力で押(お)し返しているので、テーブルはつぶされません。

人間のからだも内部に空気を含(ふく)んでいますし、テーブルよりももっと複雑(ふくざつ)な形をしていますが、同(おな)じことです。

こんなふうに、内側(うちがわ)から押(お)し返す力が常(つね)に働(はたら)いている人間のからだが、もし空気の無(な)い宇宙(うちゅう)に、宇宙(うちゅう)服も着けずに出ていってしまったら、外側(そとがわ)から押(お)す力はまったく無(な)いので、内側(うちがわ)から押(お)す力だけが働(はたら)いてしまい、
・・・ちょっと考えたくないことが起きるでしょうね。

野波さん:中学生

圧力(あつりょく)と気圧(きあつ)についての質問(しつもん)なんですが、ペットボトルのなかに熱(あつ)いお湯をいれてふたをすると、ペットボトルがへこみましたが、これはどうしてなんでしょうか。

熱(あつ)いお湯は、つねにたくさんの水蒸気(すいじょうき)を出しています。

なにも入っていないペットボトルにお湯を入れると、元からペットボトルの中に入っていた空気は、お湯から出る水蒸気(すいじょうき)に追い出されてしまいます。ここでふたをすると、ペットボトルの中は、お湯を入れる前よりも少ない空気と、水蒸気(すいじょうき)で満(み)たされることになります。

ところで、水が水蒸気(すいじょうき)になるとき、その体積(たいせき)はとても大きくなります。20℃の水が100℃の水蒸気(すいじょうき)になるとき、なんと約(やく)1700倍(ばい)にもなるのです。逆(ぎゃく)に、水蒸気(すいじょうき)が水にもど(もど)るときは、1700分の1になるということが言えます。

ペットボトルの中に満(み)たされた水蒸気(すいじょうき)は、冷(ひ)やされると水にもど(もど)り、その体積(たいせき)は急に小さくなります。

でも、ふたをしているので、中に空気が入ってくることはありません。中の空気の量(りょう)は追い出されて少ないままなので、外の方が気圧(きあつ)が高い状態(じょうたい)となります。

何も入っていないペットボトルに口を当てて、中の空気を吸(す)い出したときと同(おな)じことです。

ペットボトルを外から中に向かって押(お)す力がはたらき、ペットボトルはつぶれるのです。

あやさん:中学生

低気圧(ていきあつ)はどのようにして出来るんですか?

低気圧(ていきあつ)は、上昇(じょうしょう)気流により起こります。

上空に向かって空気が流れることで、地面付近(ふきん)の空気が、まわりよりちょっと薄(うす)くなるのです。このため、低気圧(ていきあつ)の中心に向かって、まわりから空気が集まってきます。

集まってきた空気は、上空に向かって流れ、また上昇(じょうしょう)気流を生みます。

あやさん:中学生

天気はなぜ、西から東へ動くのですか?

上空、およそ一万メートル付近(ふきん)の空気の流れのせいです。

この付近(ふきん)では、毎秒およそ100メートルの強い風が、西から東に向かって、ほとんど一年中吹(ふ)いています。

この風のために、低気圧(ていきあつ)や高気圧(こうきあつ)が西から東に向かって流され、天気も、西から東へと移(うつ)っていくのです。

あやさん:中学生

等圧線(とうあつせん)はナゼ低気圧(ていきあつ)や高気圧(こうきあつ)を丸く囲(かこ)むのですか?

等圧線(とうあつせん)を、地図で見かける等高線(とうこうせん)だと思ってください。

山の回りの等高線(とうこうせん)は、必ず、頂上(ちょうじょう)を丸く囲(かこ)んでいます。

等高線(とうこうせん)がもし途中(とちゅう)で切れてしまっていたら、切れた先の高さが分かりませんよね。

これと同(おな)じく等圧線(とうあつせん)も、高気圧(こうきあつ)や低気圧(ていきあつ)の中心を、丸く囲(かこ)んでいるのです。

金誠さん:小学生

高気圧(こうきあつ)では、なぜ風が右回りで、低気圧(ていきあつ)では、左回りなのですか?
あと、なんで、低気圧(ていきあつ)と、高気圧(こうきあつ)で分かれているのですか?

お天気教室>天気図の見方の「高気圧(こうきあつ)周辺(しゅうへん)の風」「低気圧(ていきあつ)周辺(しゅうへん)の風」というページに、高気圧(こうきあつ)周辺(しゅうへん)や低気圧(ていきあつ)周辺(しゅうへん)の風の図があります。これを見ながら読んでください。

地球は、北極(ほっきょく)と南極(なんきょく)をむすんだ軸(じく)を中心に回転(自転)しています。この自転の影響(えいきょう)で、地球の北半球にある物は、動こうとするときに、自分の進みたい方向に向かって左側(がわ)からのちからを受けているのです(南半球では、右側(がわ)からのちから)。

この力は、ふだん私たちが走ったり、電車に乗っていたりする時は、感じることはできないほど弱い力です。

ところが、高気圧(こうきあつ)や低気圧(ていきあつ)のまわりの風は、この力の影響(えいきょう)をうけやすいので、風の進みたい方向の左側(がわ)から力をうけ、方向がそらされてしまいます。

高気圧(こうきあつ)の中心からまわりに向かって風が吹(ふ)き出していますが、左側(がわ)から力を受けるので、右回り(時計回り)に風が吹(ふ)き出します。

低気圧(ていきあつ)のまわりから中心に向かって風が吹(ふ)きこんでいますが、左側(がわ)から力を受けるので、左回り(反時計回り)に風が吹(ふ)きこみます。

受ける力の方向は、北半球ではかならず左からですが、風が吹(ふ)き出すか吹(ふ)きこむかによって、高気圧(こうきあつ)では右回り、低気圧(ていきあつ)では左回りと分かれているのです。

このような、地球の自転のせいで左側(がわ)から受ける力を「コリオリの力」と呼(よ)びます。

理解(りかい)するのはちょっとむずかしいと思いますが、絵をかいたりして、考えてみてください。

ムーミンさん:40代

気圧(きあつ)の谷って何ですか。そこはどんなお天気ですか。

「気圧(きあつ)の谷」とは文字どおり「谷」のことで、まわりより気圧(きあつ)の低(ひく)いところです。

「低気圧(ていきあつ)」というのもまわりより気圧(きあつ)の低(ひく)いところですので、もちろん低気圧(ていきあつ)も「気圧(きあつ)の谷」の一つであると言えます。

気圧(きあつ)の谷は、西から東へと進むことがほとんどですが、その進む方向の前側(がわ)には、南から暖(あたた)かい空気が入りやすく、進む方向の後ろ側(がわ)には、北から冷(つめ)たい空気が入りやすいので、暖(あたた)かい空気と冷(つめ)たい空気がぶつかって雲ができて、たいてい、天気は悪くなります。

てるてる花子さん:40代

温帯(おんたい)低気圧(ていきあつ)の発生は寒気と暖気(だんき)がぶつかる前線ところで起こることは知っているのですが、どういう仕組みで前線が波打(なみう)ちはじめるのかがわかりません。 よろしくおねがいします。

日本のある中緯度(いど)地域(ちいき)では、上空に偏西風(へんせいふう)が吹(ふ)いています。

偏西風(へんせいふう)は、数1000kmの周期(しゅうき)で南北にうねうねと蛇行(だこう)しながら、西から東へと地球を回っていく風です。

この風が波打(なみう)っていることで、極(きょく)側(がわ)の冷(つめ)たい空気と赤道側(がわ)の暖(あたた)かい空気が混(ま)ざるように運ばれ、大気はバランスを保(たも)っています。

もし波打(なみう)っていなかったら、低緯度(ていいど)地方の温度は年々上がり、 極(きょく)地方の温度は年々下がってしまうでしょう。

この、偏西風(へんせいふう)の蛇行(だこう)に伴(ともな)って、寒気と暖(あたた)気がぶつかることで、温帯(おんたい)低気圧(ていきあつ)が生まれます。なので、始めから少し波打(なみう)った状態(じょうたい)にあると考えて良(よ)いと思います。

そして、北半球では、西側(がわ)に寒気、東側(がわ)に暖(あたた)気が入って低気圧(ていきあつ)は発達(はったつ)し、前線は大きく折(お)れ曲がるようになるのです。

りーたんさん:中学生

天気図の気圧(きあつ)で13.2hpaなど少数点だった場合は、 どのように記入すればいいいいのですか。

短波(たんぱ)放送の気象通報(きしょうつうほう)のみ、小数点1位(い)以下(いか)を放送します。

こうした質問(しつもん)に正解(せいかい)はありませんので、四捨五入(ししゃごにゅう)なり、「132」とするなり、分かりやすいように記入すれば良(よ)いと思います。

☆あーこ☆さん:中学生

ヘクトパスカルって何ですか? 天気図を見ていたら気になったので 教えて下さい!!!!

ヘクトパスカル(hPa)とは気圧(きあつ)を表す単位(たんい)です。

岐阜地方気象台の紹介>気象台での観測業務>観測する気象要素について>気圧で解説(かいせつ)していますのでごらんください。

ててててててさん:中学生

低気圧(ていきあつ)と低気圧(ていきあつ),高気圧(こうきあつ)と高気圧(こうきあつ)がぶつかったらくっついてしまうの?

高気圧(こうきあつ)や低気圧(ていきあつ)はただ単(たん)に、気圧(きあつ)の高いところ、低(ひく)いところという意味ですので、「くっつく」という表現(ひょうげん)は適当(てきとう)でないようです。

同(おな)じ大気の流れの中にあるので、正面衝突(しょうとつ)のようなことはありません。

ただ台風は、完全(かんぜん)に独立(どくりつ)した渦(うず)ですので、接近(せっきん)すると、互(たが)いに影響(えいきょう)しあって複雑(ふくざつ)に動き、時には一方が他方に吸収(きゅうしゅう)されてしまうようなこともあります。

ひろさん:10代

気圧(きあつ)は水銀の気圧(きあつ)計で測(はか)ると聞きました。 水の気圧(きあつ)計を作ったとしたら大きくなってしまうそうですが、 どのくらいの大きさになるのですか?

気圧(きあつ)計は図のように、気圧(きあつ)計の液(えき)体の重みと、周囲(しゅうい)の空気が液(えき)面を押(お)す力の釣(つ)り合いで測(はか)ります。

したがって、気圧(きあつ)計内の液(えき)体の高さは、その液(えき)体の密度(みつど)に比例(ひれい)するのです(気圧(きあつ)計の断面積(だんめんせき)は影響(えいきょう)しません)。

水銀の密度(みつど)は水の13.6倍(ばい)ほどですので、1013hPaのときで言えば、水銀0.76mに対し、水10.3mとなります。

気圧計の仕組み。トリチェリの原理を示した図
水銀気圧計の仕組み