空・太陽・月・星

質問(しつもん)の一覧(いちらん)

空

太陽と虹(にじ)

月と潮(しお)

星

予報官(よほうかん)からの答え

空への答え

小次郎さん:10代

星がまたたくのはどんな時ですか?
上空の風が強い時にまたたくのですか?

その通りです。気流はすべて一定ではありませんので、小さな空気の塊(かたまり)に周囲(しゅうい)との密度(みつど)の差(さ)があった場合、またたいて見えます。

阿部さん:小学生

夕焼(ゆうや)けはどうして空がオレンジ色になるのですか。

高崎さん:中学生

なぜ、空は青いのですか?。

すずかぜさん:小学生

空はどうして青く見えるのですか?。

空気に色がついているのかな?というと、そうではありません。空が青いのも、夕焼(ゆうや)けが赤いのも、太陽の光のトリックなんです。

太陽の光は、いろんな色をふくんでいて、まっすぐに進みます。でもこの中で青色の光は、地球の空気に当たるとさまざまな方向へ広がりやすい性質(せいしつ)を持っています。これを、散乱(さんらん)と言います。昼間は、この青色の光が、散乱(さんらん)によって、あちこちから私たちの目にたくさん飛びこんでくるので、空が青く見えるのです。

夕方になると、太陽は西へかたむいて、光は図のように空気中を長い間通ってくるようになります。すると、あちこちに散乱(さんらん)される青色の光は、遠くまではとどきにくくなりますが、まっすぐ進んでくる赤い光は地上にとどきます。このため、夕焼(ゆうや)けは、赤やオレンジ色に見えるのです。

太陽の光が、昼は真上から降り注ぐが、夕方は斜めから降り注ぐ。そのため、光が空気を通る長さは昼より夕方の方が長くなる。
空は、昼に青く、夕方に赤やオレンジ色に見える理由

にゃっきさん:中学生

なんで酸素(さんそ)の密度(みつど)が高いのは低(ひく)いところなのにオゾン層(そう)は地上20km~30kmにあるの?
気温が低緯度(ていいど)地方で年々高くなったり高緯度(いど)地方で年々低(ひく)くなったりしない理由は?

オゾンは、酸素(さんそ)原子「O」が3つ付いている物質(ぶっしつ)ですから、当然(とうぜん)、酸素(さんそ)の多い方が、たくさん生まれる可能性(かのうせい)はあります。でも、酸素(さんそ)分子が酸素(さんそ)原子になり、オゾンになるには、もう1つ重要(じゅうよう)な条件(じょうけん)があります。太陽の光のエネルギーです。これがないと、オゾンへの反応(はんのう)が起こらないのです。光のエネルギーは、太陽に近いほどよく届(とど)くので、上空高いところほど有利(ゆうり)です。

酸素(さんそ)の量から考えれば地上、でも光のエネルギーを考えれば上空、これらがバランスよくある位置(いち)が、ちょうど地上25kmあたりになるのです。

地球は太陽から熱(ねつ)をもらっていますが、それをすべて吸収(きゅうしゅう)しているわけではありません。地球から外へ向かっても、熱(ねつ)を放出しています。これらのバランスがとれた状態(じょうたい)では、地球自体がどんどん暑くなったり冷(つめ)たくなったりすることはありません。

ちなみに、これが、たとえば二酸化炭素(にさんかたんそ)などによって地球の熱(ねつ)が外へ逃(に)げていかなくなると、地球が暖(あたた)まってくる「温暖化(おんだんか)」が起きてしまうのです。

低緯度(ていいど)地方と高緯度(いど)地方では、太陽から受け取る熱(ねつ)量が違(ちが)うので、気温差(さ)はありますが、それぞれの場所に応(おう)じて、バランスのとれた状態(じょうたい)になっています。 大気や海によって、熱(ねつ)が運ばれるので、気温差(さ)が今くらいで済(す)んでいるのです。

りんごさん:小学生

尾瀬(おぜ)と埼玉県(さいたまけん)狭山(さやま)市の空の色が違(ちが)うのはなぜですか。 尾瀬(おぜ)に7月の半ばに修学旅行(しゅうがくりょこう)に行ったら、晴れている日は、水色の空が、一面に広がっていたけど、 家に帰って来たら、たいがいの日が、しろっぽい空だったからです。

空の色は、空にうかんでいる小さな土の粒子(りゅうし)やけむりの粒子(りゅうし)、水蒸気(すいじょうき)の量などによって、違(ちが)って見えます。

これらの小さな粒子(りゅうし)が太陽の光を吸収(きゅうしゅう)したり反射(はんしゃ)させたりするためです。 たとえば、工場や自動車の多い場所では、空にもたくさんのけむりの粒子(りゅうし)があるので、空は白っぽくなります。

また、植物のはえていない乾燥(かんそう)した地面からは、風によって土の小さな粒子(りゅうし)が空へ舞(ま)い上がっていくので、白っぽくなります。

尾瀬(おぜ)では、狭山(さやま)市に比べて、このように空を白くさせるようなものが少なかったのではないでしょうか?

太陽と虹(にじ) への答え

原田さん:小学生

にじを見ました。とおくに見えました。どうしてにじはすぐちかくに見えないのですか。教えてください。
 小学2年生ですので、わかりやすく教えてください。息子(むすこ)には他の質問(しつもん)の答えが理解(りかい)できませんでした。(母)


それは大きなスケールの現象(げんしょう)としての虹(にじ)だからです。
太陽の高さがひくく、近くで雨が降(ふ)っている場合には、けっこう近くに見える虹(にじ)もありますし、 太陽に背(せ)をむけてホースの口をおさえて水をふりまけば、すぐ手前に虹(にじ)は見えますよ。

水谷さん:30代

子供(こども)の安全指導(あんぜんしどう)の参考(さんこう)にするため 現在(げんざい)の日の出時刻(じこく)の一覧(いちらん)を見たいです ニュースの天気予報(よほう)では『明日の日の出は○時○分の予報(よほう)』といいますが 実際(じっさい)の日の出結果(けっか)と今後の日の出予定も合わせて知りたいです よろしくお願(ねが)いいたします

申(もう)し訳(わけ)ありませんが、日の出・日の入りの時刻(じこく)は気象台では計算していません。また、地域(ちいき)によって異(こと)なります。

国立天文台のホームページで、目的(もくてき)のデータを入手して下さい。

なつちゃんさん:小学生

何で太陽がかさかをかぶると雨になるの? どうしても知りたいので宜(よろ)しくお願(ねが)いします

かさは、主に巻層雲(けんそううん)という種類(しゅるい)の雲がある時に見られます。

この巻層雲(けんそううん)は、天気を悪くする低気圧(ていきあつ)や前線などが近づいて来る前にできることが多いため、昔(むかし)から「かさをかぶると雨」と言われてきたようです。

お天気教室>雲の種類のページから雲の写真を見ることができます。

サカモエさん:小学生

雨が止むと虹(にじ)ができるのはどうしてですか?

虹(にじ)ができるためには、空気中に水てきがたくさんあって太陽の光が当たっていることが条件(じょうけん)の一つになります。

そのため、雨上がりで日が射(さ)した時、虹(にじ)が見えやすいのです。 また、雨が降(ふ)っていても、陽が差(さ)していれば虹(にじ)ができることがあります。

虹(にじ)については、お天気教室>季節の話題>虹(にじ)の話のページや、ほかのしつもんも参考(さんこう)にしてみてください。

つつみんさん:中学生

はじめまして☆私は大阪(おおさか)に住む中学生なんですが、夏休みの理科の自由研究で★ダイヤモンドダスト★について調べたいのですがなかなか情報(じょうほう)がありません!!良(よ)ければ教えていただけないでしょうか???

気温がおよそ氷点下10数度以下(いか)の時、大気中の水蒸気(すいじょうき)が冷(ひ)えて出来た氷の結晶(けっしょう)が静かに落下したり浮遊(ふゆう)したりすることがあります。これに太陽の光が当たってキラキラと輝(かがや)いて見えるのが、ダイヤモンドダストです。細氷(さいひょう)とも呼(よ)ばれます。

良(よ)く晴れて風の弱い日に空気が急に冷(ひ)え、水蒸気(すいじょうき)が昇華(しょうか)して出来るので、日本では主に北海道などの雪国で見られる現象(げんしょう)です。

どん吉さん:30代

緯度(いど)が同じならば、世界中のどこでも、その日の日の出から日の入りまでの時間はほぼ同じなのでしょうか。教えてください。よろしくお願(ねが)いいたします。

緯度(いど)が同じでも、日の出、日の入りの「時刻(じこく)」は経度(けいど)によって当然(とうぜん)異(こと)なりますが、日の出ている「時間」は、ほぼ同じになります。

ただ、地形によって、多少のずれが生じます。たとえば、高い山の上から見れば、遠くまで見えるため、日の出は早く、日の入りは遅(おそ)くなります。日の出ている時間は長くなります。

反対に、山に囲(かこ)まれた低地(ていち)では、日の出は遅(おそ)く、日の入りは早いので、日の出ている時間は短(みじか)くなります。

ままつぶさん:小学生

こんにちは!
私は空のことについて調べているのですが、
虹(にじ)の仕組みを教えてもらいたいんですがよろしいでしょうか?

ほかのしつもんで、虹(にじ)のしくみをしょうかいしています。そちらをごらんください。

奥村さん:小学生

どうして、虹(にじ)は丸くみえるのですか?

虹(にじ)は、たくさんの水てきに太陽の光があたることで見えます。丸い水てきに太陽の光があたると、光はある決まった角度(角度40度くらい)におれ曲がって出てくるせいしつがあります。 上下左右にも、ななめにも、すべての向きへ、同じようにおれ曲がって出てくるわけです。

なので、これらを全部合わせると、光のすすむ向き(=太陽と正反対の方向)を中心として図のように、丸い形で出てくることになります。

もし、分かりにくかったら、コンパスを思い出してみてください。

コンパスのはりの方と、書く方のひらき方(角度)を動かさなければ、きれいな丸が書けますよね。

このはりの方が光の入る向き、書く方が出ていく向きと思えば、丸くなるのがわかると思います。

この時に、青っぽい光は少し内がわに、赤っぽい光は少し外がわに分かれます。こうして、虹(にじ)が見えるのです。

虹(にじ)ができる仕組み

こう考えると、虹(にじ)は本当はまん丸のはずですよね?

でも、わたしたちが、地上で見る虹(にじ)は、地面がじゃまをして、下半分は見えないので、半円や、もっと短(みじか)い形をしているのです。

もし飛行機(ひこうき)から虹(にじ)を見たら、まん丸の虹(にじ)が見られるかもしれませんよ。

StarsBay7さん:30代

日の出、日の入りの時刻(じこく)を天気予報(よほう)の終わりに出ているのを見ますが、どこで、どうなった場合を日の出、日の入り時刻(じこく)としているんですか?

日の出は、水平線に太陽の頭がちょっとでも現(あらわ)れた時間、反対に日の入りは、水平線から完全(かんぜん)に太陽の頭がかくれた時間を言います。

じっさいの時間は山や丘(おか)などの地形によって異(こと)なりますが、水平線が見えるものと仮定(かてい)して計算されます。

水野さん:40代

夏至(げし)(冬至(とうじ))の日が日の出が一番早く(遅(おそ)く)、日の入りが一番遅(おそ)く(早く)ならないのは何故(なぜ)ですか?

くわしい理由はやや難(むずか)しいので、ここでははぶきますが、原因(げんいん)は、以下(いか)の2つです。

  • (1)地球が太陽のまわりを回る(公転(こうてん))ときに、きれいな円を回るのではなく、ちょっと縦長(たてなが)の「だ円」をえがいて回っていること
  • (2)地球自身が回転する(自転)軸(じく)がまっすぐ立っていないこと

夏至(げし)の約(やく)1週間前に日の出が一番早く、夏至(げし)の約(やく)1週間後に日の入りが一番遅(おそ)くなります。

また、冬至(とうじ)の約(やく)2週間後に日の出が一番遅(おそ)く、冬至(とうじ)の約(やく)2週間前に日の入りが一番早くなります。

ただし、昼間の時間(日の出から日の入りまでの時間)が一番長いのは夏至(げし)の日ですし、昼間の時間が一番短(みじか)いのは冬至(とうじ)の日です。

山口さん:20代

夜は何時から何時までのことを指しているのですか?

「夜」は、日の入りから日の出までの時間のことです。

ただし天気予報(よほう)で「今夜(こんや)」と言う場合は、その日の日没(にちぼつ)から24時までのことです。
さらに、「夜遅(おそ)く」と言う場合は、その日の21時ごろから24時ごろまでのことです。

須賀さん:小学生

僕はAUSTRALIA(オーストラリア)のMelbourne(メルボルン)日本人学校で勉強しています。
日本と今は2時間の時差(さ)があるのですが、こちらは20:00過(す)ぎまで明るいです。
それなのにお父さんもお母さんも遅(おそ)いから寝(ね)なさいって言います。
日本では夏でも20:00過(す)ぎに明るかったと思わないのですが・・・。
日本とAUSTRALIAのMelbourneとの日照(にっしょう)時間は違(ちが)うのですか?
一番長いときの日照(にっしょう)時間のそれぞれを知りたいのですが・・・。

平山さん、杉山さん:30代

アメリカの内陸(ないりく)に行き、夜の9時頃(ごろ)まで太陽が照(て)っていました。
これは何故(なぜ)でしょうか?日本では考えられない事象(じしょう)です。

なんだか地球の広さを感じる質問(しつもん)ですね・・・。

それはともかく、どうしてこんなことが、アメリカでもオーストラリアでもあるのでしょうか。まず、それぞれの位置(いち)について地図で確認(かくにん)します。

日本(東京)とメルボルン、米国内陸(ないりく)部(デンバー)の位置(いち)

東京は北緯(ほくい)35度、東経(とうけい)140度付近(ふきん)にあります。

アメリカ合衆国(がっしゅうこく)内陸(ないりく)部の都市デンバーは、北緯(ほくい)40度、西経(せいけい)105度付近(ふきん)にあります。

また、メルボルンは南緯40度、東経(とうけい)145度付近(ふきん)にあります。

3つの都市は、北半球・南半球のちがいはあっても大体同じ緯度(いど)にありますので、メルボルンでもデンバーでも、夏の太陽の出ている時間(日の出から日の入りまでの時間)は、あまり変(か)わらないと考えられます。

それでは、日本とこんなに違(ちが)うのはどうしてなんでしょうか。

実は、アメリカ合衆国(がっしゅうこく)やオーストラリア、ヨーロッパなど欧米(おうべい)の国では、「サマータイム(夏時間)」という制度(せいど)があります。これは、夏の季節(きせつ)の間、時間を1時間進めてしまおう、という制度(せいど)です。これにより、日の出の時間も日の入りの時間も、本来の時間より1時間遅(おそ)くなってしまうのです。

また、それぞれの国の「標準時(ひょうじゅんじ)」の決め方についても原因(げんいん)があるかもしれません。東京(日本)の標準時(ひょうじゅんじ)は、東経(とうけい)135度の時間に合わせています。一方、メルボルン(オーストラリア東部)の標準時(ひょうじゅんじ)は、東経(とうけい)150度の時間に合わせています。135度と150度の時差(さ)はプラス1時間(日本時間に1時間加(くわ)えると、メルボルン時間になる)ですが、じっさいには東京とメルボルンの経度(けいど)の差(さ)は5度しかありません。

東京の日の入りがいちばん遅(おそ)くなるのは7月頃(ごろ)で、19時ちょうど頃(ごろ)ですが、メルボルンの日の入りがいちばん遅(おそ)くなるのは1月頃(ごろ)で、日本時間の18時40分ごろだと思われます。でも、これをメルボルン時間に直すと、サマータイムの分も考え、2時間を加(くわ)えて、20時40分ごろ。これじゃあ、20時すぎまで明るくても仕方ありませんね。

平山さん・杉山さんの場合も、同じようなことがあったのではないでしょうか。アメリカ合衆国(がっしゅうこく)は広いため、ハワイ州(しゅう)やアラスカ州(しゅう)を除いた本土だけでも4つの標準時(ひょうじゅんじ)があります。

デンバー(米国山岳地帯(さんがくちたい)標準時(ひょうじゅんじ))はちょうど西経(せいけい)105度付近(ふきん)なので、日本とはプラス8時間(マイナス1日)の時差(さ)がありますが、西経(せいけい)105度よりも西にずれていくにつれて、日の入りが標準時(ひょうじゅんじ)よりも遅(おそ)れ、20時30分ごろに日の入り、21時過(す)ぎもまだ西の空が明るい、ということも考えられるのです。

ちなみに日本でも、もしサマータイムが導入(どうにゅう)されると、同じようなことが起こりえます。

沖縄県那覇市の7月頃(ごろ)の日の入りは19時30分頃(ごろ)ですが、サマータイムが導入(どうにゅう)されてプラス1時間ずれると、日の入りが20時30分頃(ごろ)になります。

なお、「日照(にっしょう)時間」という言葉は、単(たん)に日の出ている時間ですので、太陽が雲にかくされてしまうと、時間は少なくなってしまいますので、気候(きこう)のちがいによって日照(にっしょう)時間は大きく違(ちが)います。

上でも書いたとおり、3つの都市の、夏に太陽の出ている時間はあまり差(さ)が無(な)いと考えられます。

上村さん:小学生

日の出を見たいのですが、太陽が地平線から顔を出し始めてから全部出るまで、どれくらいかかるのですか?

地面の上から太陽を見たとき、太陽の視直径(しちょっけい)(直径(ちょっけい)の見た目の大きさを、角度で表したもの。地平線の東から西までは180度)は約(やく)0.5度ですので、24時間×60分×(0.5度÷360度)=2分、つまり、計算上は約(やく)2分で、太陽がすがたを見せることになります。

桑田さん:中学生

夏の夕立の後で、虹(にじ)が出たときに、二重の虹(にじ)の色は、内側(うちがわ)の虹(にじ)は下が青で上が赤系統(けいとう)になっていますが、外側(がわ)の虹(にじ)は下が赤で上が青になっているように思うのですが、どうしてですか。

内側(うちがわ)の虹(にじ)(主虹(しゅにじ))は、下が青で上が赤。いっぽう、外側(がわ)の虹(にじ)(副虹(ふくにじ))は、下が赤で上が青になります。

虹(にじ)は、太陽の光が雨のつぶに反射(はんしゃ)するとき、太陽の光の成分(せいぶん)が分かれて見えるため、7色に見えます。このとき、ふつう、太陽の光は、水のつぶの中で1回だけ反射(はんしゃ)しています。

ところが、水のつぶの中で2回反射(はんしゃ)して、虹(にじ)が見えることがあります。

これが、副虹(ふくにじ)です。

2回反射(はんしゃ)しているので、鏡(かがみ)の中の鏡(かがみ)に映(うつ)っている物のように、内がわの主虹(しゅにじ)とは、色の並(なら)びが逆(ぎゃく)になるのです。

また、2回反射(はんしゃ)するため、見える光が弱くなるので、主虹(しゅにじ)ほどはっきりせず、うっすらとしか見えないのです。

大気の状態(じょうたい)によってはほとんど見えないこともあります。

こみやさん:小学生

太陽が沈(しず)む方向に富士山(ふじさん)があります。
地平線に太陽が沈(しず)むのがよく見えるのに富士山(ふじさん)が見えないのはどうしてですか。

こみやさんは、関東(かんとう)地方にお住まいですか?方角を考えると、そうだと思います。

太陽はとても明るく光っていて、富士山(ふじさん)は自分で光っていないためです。

昼間はまともに見ることができない太陽も、西の空に沈(しず)むころには赤くなり、明るさもだいぶ弱くなりますが、それでも太陽ははっきりと見ることができます。

いっぽう、富士山(ふじさん)は、昼間は太陽に照(て)らされてすこしは光りますが、その光は太陽よりだいぶ弱いものです。

富士山(ふじさん)が見えないといっても、いつも見えないとは限(かぎ)りません。見通しの良(よ)い日もあれば、悪い日もあります。

何日か西のほうを見て、富士山(ふじさん)が見えるかどうかを観察(かんさつ)するのもおもしろいかもしれませんよ。

たけしさん:小学生

日照(にっしょう)時間の一番長い市町村を教えてください

日照(にっしょう)時間は、天気によっても変(か)わるので、日や季節(きせつ)によって、長いところと短(みじか)いところが変(か)わってきます。

ですが、平年(1981年から2010年)の1年分の日照(にっしょう)時間でくらべてみると、日本のアメダスの中では、南鳥島が最(もっと)も長く、次いで山口県大島郡周防大島(すおうおおしま)町、兵庫(ひょうご)県姫路(ひめじ)市、高知県安芸(あき)市、和歌山県東牟婁(ひがしむろ)郡串本(くしもと)町が長くなっています。

ちなみに、天気を考えず、太陽の出ている時間だけを考えると、最(もっと)も長いところは、6月頃(ごろ)の北極(きょく)あたりや、12月頃(ごろ)の南極(きょく)あたりになります。

どのくらい、長いかと言えば、24時間、つまり、一日中太陽が沈(しず)まないのです。

このような現象(げんしょう)を表す、「白夜(びゃくや)」という言葉を聞いたことはありませんか?北極(きょく)に近い、ノルウェーなどでは、5月の終わりから7月の終わりくらいまで、この「白夜(びゃくや)」が続(つづ)きます。

月と潮(しお)への答え

じゃまもとさん:40代

今日晩(ばん)に妻(つま)とウォーキングをしていると、「月に傘(かさ)がかぶさってる」と言うのです。薄(う)っすらと雲が重なった状態(じょうたい)です。回りに虹(にじ)のように色のついた輪(わ)ができています。
山の場合、傘(かさ)がかぶっていると言えば、山のてっぺんに雲が乗っかってる情景(じょうけい)を思い浮(う)かべますが、月の場合、どうなんでしょう?
気象(きしょう)学か文学か、それとも言い伝(つた)えなのか?とにかく、どういうことなのか、お教え願(ねが)えませんでしょうか?ちなみに、妻(つま)が言うには、この場合、あくる日は雨だそうですが、気象庁(きしょうちょう)の予想では曇(くも)りです。(大阪(おおさか)9月25日)

月の周囲(しゅうい)どれだけ離(はな)れて暈(かさ)が出ていたのかがこの質問(しつもん)だけでは分かりませんが、大きな暈(かさ)であれば巻層雲(けんそううん)による月暈(がさ)であることが考えられます。巻層雲(けんそううん)は雨雲の前面にできるため、雨の前兆(ぜんちょう)ともいえます。もちろん、雨雲がかからずに通過(つうか)してしまう場合もあります。<

また月のごく周囲(しゅうい)だけに虹(にじ)色の小さな輪(わ)ができているときは高積雲(こうせきうん)によるものです。 高積雲(こうせきうん)は天気変化(へんか)とは関係(かんけい)なくあらわれることが多いので、これは雨の前兆(ぜんちょう)とは言えません。

なお、翌26日の大阪(おおさか)の天気は、曇(くもり)一時晴でした。

寺沢さん:20代

月の満(み)ち欠(か)けと潮(しお)の高低(こうてい)は関係(かんけい)あるのですか。

これを説明(せつめい)する前に、月・地球の位置(いち)と、潮(しお)の満(み)ち引きについて簡単(かんたん)に説明(せつめい)しましょう。

月は地球の周(まわ)りを回っていますが、月が回転するときに生まれる力(遠心力)と、月と地球が引っぱりあう力(万有引力(ばんゆういんりょく))の2つの力によって、地球が外向きに引っぱられたり、内向きに押(お)さえられたりします。

このため、地球の表面にある海水も、外向きに引っぱられたり、内向きに押(お)さえられたりします。

月・地球の位置(いち)と、潮(しお)の満(み)ち引きの関係(かんけい)は、下の図のようになっています。

月と潮(しお)の関係(かんけい)

地球は1日で自転していているので、図の位置(いち)から、およそ半日後には、地球の反対側(がわ)に回ってきます(正確(せいかく)には、月が地球の周(まわ)りを回っているので、約(やく)12時間25分後)。

このとき、また同じところが満潮(まんちょう)・干潮(かんちょう)になるので、満潮(まんちょう)・干潮(かんちょう)ともに、1日におよそ2回やってくるのです。

さて、上の図では月と地球だけを見ていましたが、宇宙には他にも、たくさんの星があります。その中でも大きなえいきょうを持つ星が、太陽です。

太陽も、同じように地球に力を加(くわ)えるので、太陽に海水が引っぱられたり、ぎゃくに押(お)さえられたります。

ただし、そのえいきょうは月の半分以下(いか)ほどです。

地球から見て、太陽と月が同じがわにあるとき(新月)、または反対がわにあるとき(満月(まんげつ))は、満潮(まんちょう)のときに太陽に引っぱられる力が加(くわ)わるので、満潮(まんちょう)の潮(しお)の高さはより高くなり、ぎゃくに、干潮(かんちょう)のときは潮(しお)がより低(ひく)くなります。

このように、満潮(まんちょう)と干潮(かんちょう)の潮(しお)の高さの差(さ)が大きくなります(「干満(かんまん)の差(さ)が大きい」といいます)。

このときの潮(しお)のじょうたいを、「大潮(おおしお)」といいます。
つまり、満月(まんげつ)、新月のときは大潮(おおしお)(干満(かんまん)の差(さ)が大きい)です。

また、地球から見て、月の90度ずれたところに太陽があるとき(半月)は、満潮(まんちょう)のときは太陽から押(お)さえらる力を受けるので、満潮(まんちょう)の潮(しお)の高さは低(ひく)くなり、ぎゃくに、干潮(かんちょう)のときは潮(しお)が高くなります(「干満(かんまん)の差(さ)が小さい」といいます)。

このときの潮(しお)のじょうたいを、「小潮(こしお)」といいます。 つまり、半月のときは小潮(こしお)(干満(かんまん)の差(さ)が小さい)です。

新月のときは大潮。
半月(上弦)のときは小潮
満月のときは大潮
半月(下弦)のときは小潮

月は、地球の周(まわ)りを約(やく)29.5日で一周(いっしゅう)するため、満月(まんげつ)や半月は1か月におよそ1回やってきますが、大潮(しお)や小潮(しお)は、1か月におよそ2回やってくるのです。

火星や金星など、他の星のえいきょうも全く無(な)いわけではありませんが、月、太陽のえいきょうよりはずっと小さいため、ほとんど無視(むし)できます。

また、海水と同じように、地球の大気(空気)や、地球の表面自体も、太陽や月に引っぱられたり押(お)さえられたりしています。

堀内さん:30代

新月や満月(まんげつ)の周期(しゅうき)があると思うのですが、これは外国でも日本と同じなのでしょうか?

同じです。

満月(まんげつ)が出たら、その夜は時間がたってもずーっと満月(まんげつ)で、見る見るうちに月が欠(か)けていく、なんてことはないですよね。

時間がたつ、ということは地球上を東に進んでいくのと同じことですから。もちろん南北に進んでも、月の高度は変(か)わりますが満ち欠(か)けは変(か)わりません。

中垣さん:10代

3月24日に夜空を見ました。
すると、月の回りに白い、光の輪(わ)が大きくできていました。
それはなんですか?そして、なぜそういう物ができるのですか、教えて下さい。お願(ねが)いします。

それは、「かさ現象(げんしょう)」と呼(よ)ばれているものです。月だけでなく、太陽のまわりにも見られることがあります。

まわりの雲の中の細かい氷の結晶(けっしょう)に、光があたると、反射(はんしゃ)や屈折(くっせつ)が起きます。

この時の、氷の結晶(けっしょう)の形や並(なら)び方によって、かさが見えることがあるのです。

星への答え

イチゴさん:中学生

星がきれいに見える気温は何度ぐらいですか?またどんな天気の時でしょうか?教えて下さい

温度とはほとんど関係(かんけい)ないと思われます。良(よ)く晴れて空気の乾燥(かんそう)した風の弱い夜ほど見えやすいでしょう。

小次郎さん:10代

星がまたたくのはどんな時ですか?
上空の風が強い時にまたたくのですか?

その通りです。気流はすべて一定ではありませんので、小さな空気の塊(かたまり)に周囲(しゅうい)との密度(みつど)の差(さ)があった場合、またたいて見えます。

北沢さん:20代

なぜ、冬は他の季節(きせつ)より星がきれいに見えるのですか?
また、その事について何か気象(きしょう)用語は有(あ)りますか?

冬は、他の季節(きせつ)に比べると比較的(ひかくてき)風(北西の季節(きせつ)風)が強く、上空のジェット気流も一番強いため、きれいな星空をじゃまするちりやほこりが少なく、地上から上空まで澄(す)んだ空であることが一番の原因(げんいん)でしょう。

このことを特別(とくべつ)に呼(よ)ぶ気象(きしょう)用語はありませんが、俳句(はいく)や文学などには、美しく表す言葉があるかもしれませんね。