もっとも乾燥かんそうした日の風

乾燥かんそうした日はどんな風

岐阜ぎふ地方気象台きしょうだい観測かんそくを始めた1950年から2015年6月現在げんざいまでで湿度しつどが一番ひくくなった日(上の図)と、2番目にひくくなった日(下の図)のアメダスの風と気温のマップです。

最小湿度さいしょうしつどの出た時間に一番近い時間のデータを表示しています。

図で緑色で引いた矢印やじるしのように、岐阜ぎふ付近ふきんには、滋賀しが県から西よりの風が入っています。

気温を見ると、滋賀しが県から岐阜ぎふ県に入るところで、気温が上がっていることがわかります。

これは、風が山をえることで、フェーン現象げんしょうが起きているためと考えられます。

フェーン現象げんしょうについては、気象庁ホームページ はれるんランドの「はれるんライブラリー」のうちフェーン現象げんしょうって何?をよむとくわしくわかります。

こうして、岐阜ぎふ周辺しゅうへんでは、気温が上がったこととかわいた風が入ってくるために、よりいっそう乾燥かんそうすることがあります。

最小湿度さいしょうしつど6%を記録きろくした日

最小湿度さいしょうしつど7%を記録きろくした日

図中の赤い矢羽が風向風速青い数字が気温を表しています。