はじめに
皆さんは誰もが消費者です。これまでの人生の中で様々な商品やサービスを購入し、思った通りの買い物ができた、期待外れの商品だった、必要以上の商品を買いすぎてしまった、といった様々な経験をしてきたことと思います。
成人を迎える皆さん、また、成人を迎えたばかりの皆さんは、これからは大人として「契約」ができることになります。また、働き始めて経済力がついてくることで、車や海外旅行といった、これまで以上に、高額で自分の欲しいものが購入できるようになります。
でも、その前に、消費者としての知識や能力を身に付けておかないと、自分の支払い能力以上の買い物をしてしまったり、悪質な業者に不本意な契約をさせられてしまったりするなどして、せっかく得たお金を使う自由が、一転して、お金の支払いに縛られる人生になりかねません。
このサイトでは、大人の消費者として知っておいていただきたい、契約に関するテーマを中心にとり上げています。皆さんが、契約トラブルや消費者事故を未然に防ぐ力、自分で解決する力を身に付ける一助となれば幸いです。
岐阜県環境生活部県民生活課
- 20歳になると悪質商法のターゲットに!!
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若者の相談で最も多いのは「通信販売」※トラブルです。
※通信販売には不当架空請求を含む
下のグラフは未成年者と20歳代からの相談件数です。比較してわかることを考えてみましょう。☆成人年齢を現行の20歳から18歳に引き下げる民法改正が検討されています。