はじめに
大学で最初に出会う代数学として、線形代数学を取り上げました。 数学的理論を理解するには「計算ができる」ことが重要な部分を占めると思います。このシリーズを学ぶことにより、大学に入ったら自信を持って大学の数学に取り組めるでしょう。特に、推薦で大学に合格した高校生の諸君は大学に入る前にこのシリーズを学ぶことにより一般入試で入った学生の一歩先を学んでいることになると思います。
【講義内容】
この幾何学編の内容は、次のように4回に分かれています。

  • 第1回 連立方程式と行列
  • 第2回 いろいろな行列
  • 第3回 行列式
  • 第4回 行列の応用

それぞれの講義内容の概要は、次のようになっています。

第1回
小学校で習った混合算を思い出してもらい、その問題を中学校で学んだ連立方程式で解きます。線形代数学の基礎としては、まず、掃き出し法(基本変形)を学びましょう。行列を導入して相等、加法、減法を定義します。

第2回
第1回の演算の定義から復習し、さらに逆行列、正則行列、直交行列を定義しその性質について学ぶことになります。

第3回
行列式の定義を、特に、2次と3次の行列式で述べます。クラメールの公式を定義し、行列式の計算に習熟しましょう。空間のベクトルにおいてベクトルの1次独立と1次従属に就いて学び、さらにベクトルの内積と外積について学びます。

第4回
行列の固有値を定義し、固有方程式、固有ベクトルを学び、2次曲線の平行移動・回転移動を学びます。

【教材について】
講座の学習内容について記述した下記の印刷教材が用意されています。
microsoft wordで作成されていますので、downloadして印刷し、ご利用下さい。

第1回
連立方程式と行列
印刷教材
[WORD文書のdownload]
(約2.2MB)
動画とPowerPointによる解説
(Microsoft Producerで作成)
(約38分)

画面上で右クリックし、
「対象をファイルに保存」
第2回
いろいろな行列
印刷教材
[WORD文書のdownload]
(約1.4MB)
動画とPowerPointによる解説
(Microsoft Producerで作成)
(約34分)

画面上で右クリックし、
「対象をファイルに保存」
第3回
行列式
印刷教材
[WORD文書のdownload]
(約1.6MB)
動画とPowerPointによる解説
(Microsoft Producerで作成)
(約41分)

画面上で右クリックし、
「対象をファイルに保存」
第4回
行列の応用
印刷教材
[WORD文書のdownload]
(約1.9MB)
動画とPowerPointによる解説
(Microsoft Producerで作成)
(約38分)

画面上で右クリックし、
「対象をファイルに保存」