まず線分の回転体を見ていきましょう。
線分を,X軸に対して様々な位置関係に設定して,回転してみます。
まず,線分をX軸に平行に置き回転しますと,当然円筒状の図形になります。次に少しずつ角度を持たせて
いきます。さらに,線分をX軸に対し「ねじれの位置」にします。この様子を下に示します。このときの回転体が大変美しい形になります。
これを立体図形として描いてみましょう。線分の位置の変化とともに,立体図形も変化していく様子をご鑑賞ください。
最後に,下図のように変化していく回転体を見て下さい。花瓶のような,あるいは置物のような図形ですが,さて
これはどのような平面図形を回転させたものでしょうか。想像してみてください。
実は,3次関数をX軸の周りに回転させたものです。その3次関数を少しずつ変化させていくと,回転体も
それにつれて様々な図形になります。