5. 回転体のいろいろ


平面上の図形をある軸の周りに回転してできる回転体も,いろいろ話題の多い立体図形です。そのいくつかをご紹介しましょう。


まず線分の回転体を見ていきましょう。

線分を,X軸に対して様々な位置関係に設定して,回転してみます。 まず,線分をX軸に平行に置き回転しますと,当然円筒状の図形になります。次に少しずつ角度を持たせて いきます。さらに,線分をX軸に対し「ねじれの位置」にします。この様子を下に示します。このときの回転体が大変美しい形になります。



これを立体図形として描いてみましょう。線分の位置の変化とともに,立体図形も変化していく様子をご鑑賞ください。



線分の回転体



最後に,下図のように変化していく回転体を見て下さい。花瓶のような,あるいは置物のような図形ですが,さて これはどのような平面図形を回転させたものでしょうか。想像してみてください。



花瓶のような図形は何の回転体か?



実は,3次関数をX軸の周りに回転させたものです。その3次関数を少しずつ変化させていくと,回転体も それにつれて様々な図形になります。



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