1.「とみかのあけぼの」
先土器時代から弥生時代の発掘資料を展示。
恵日山遺跡から出土した石器や弥生土器・石包丁など農耕に関係する遺物を展示しています。
2.「古墳時代のとみか」
富加町には多くの古墳があり、当時の勢力をうかがわせます。
・稲荷山古墳 ・
昭和44年に発掘調査が実施され、6世紀代の須恵器や土師器など非常にたくさんの土器を出土しました。 現在は削平され中学校となっており、古墳は残っていませんが、石室を正確に復元した模型を資料館に展示してあります。
出土土器についても多く展示するとともに町内各地の古墳で発見されて土器が展示してあります。
3.「半布里戸籍の謎に迫る」
現存最古の戸籍である御野国加毛郡半布里戸籍の複製を展示。
8世紀、当時の律令国家は班田収受や氏姓決定を行うために6年に1度ごとに戸籍を作成しました。 半布里戸籍は今から約1300年前に作られた現存最古の戸籍であり、今も奈良正倉院に保管されています。
半布里とは現在の富加町羽生周辺と考えられており、それを裏付けるように発掘調査では戸籍と同時代の土器が出土する竪穴式住居跡が多く発見されています。
戸籍の複製とその説明および戸籍と同時代の発掘調査資料の展示と説明がこのコーナーの中心となっています。
4.「水利用の知恵」
水で苦労した昔の人々の様子を、コゼキやコウド場などの暮らしの知恵と水争いの記録の両方から紹介します。