富加町郷土資料館施設の概要学習資料関連情報資料検索交通アクセスホーム
関連情報

松井屋酒造場

 寛政七年(1795)に建てられ、町家の代表的家屋を今に残している。 表側の鬼格子に昔のままの蔀戸をつけ帳場も落ち着いたたたずまいを見せています。 それに接するカウンターに当たる部分は、庭と同じ低さ板を張り、お客様を見下げないよう考慮されています。 大梁8間半(15.5m)にも及ぶ太い長尺の直材を使用しています。 酒造用器具や今ではあまり見られなくなった懐かしい生活用具も展示している。 平成4年に町の有形民俗文化財に指定され、現在は酒造資料館として開放されています。 開館時間は午前10時から午後4時まで、月曜日が休館日となっています。

i3-1.jpg (6529 バイト) i3-2.jpg (3884 バイト)

富加町

「概要」
町の中央部を流れる津保川と川浦川に培われた、肥沃な農地と温暖な気候に恵まれ、遠い昔から人々が住み着き歴史を築いてきた。 高畑の恵日山遺跡からは一万有余年前の先土器時代の石器が発掘されたほか、奈良の正倉院には約1300年前の大宝2年実施された調査で、1,119人の名前が記載された「半布里戸籍」がいまなお残されている。 また古墳や遺跡も多く堂洞城址、加治田古城山の城址などは中世末期のあわれな戦国悲話が秘められている。 明治8年、川小牧村、加治田村、絹丸村の3ヶ村が合併し加治田村となり、明治30年滝田村、羽生村、高畑村、夕田村、大山村の5ヶ村が合併し富田村となる。 その後昭和24年富岡村の一部、大平賀が分離し富田村に編入した。 昭和29年富田村と加治田村が合併し富加村となり、昭和49年7月1日、合併20周年記念と同時に富加村として発足し現在に至る。
「位置」
富加町は岐阜県の中南部、加茂郡の西部に位置し、東西5.4km、南北4.4km、面積16.80kuで東及び南部を美濃加茂市と、西及び北部を関市に接している。 北部山麓より南部にかけ緩傾斜をなし、南部平坦地と標高278.29mの梨割山を始めとする北東部丘陵地帯とに分かれ、秩父古生層を基盤としている。i3-3.jpg (1345 バイト)
「町章」
とみかの「と」を飛翔する鳥のイメージに図案化し、町勢の飛躍発展を象徴するとともに、下部の円形は町民の融和と円満平和を表わしたものです。