中世の御嵩においても、この動乱の時代に多くの武将たちが活躍し、敵の攻撃を防ぐ戦略の拠点としてお城が造られました。中世の城は平地に土を盛り上げて築いた小さなとりでに堀を張り巡らせ敵を防ぐ「平城」と、山の上に土を盛り上げて築いた小さなとりでで敵を迎え撃つ「山城」との2つに大きく分かれますが、町内では現在、平城・山城あわせて5つ(上恵土城・顔戸城・本陣山城・権現山城・小原城)の城があったと確認されています。