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見つけよう−こと座、わし座、はくちょう座、りゅう座 |
夏の夜空の高いところで輝くこと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブの3つの1等星を結んでできる大きな三角形を「夏の大三角」といいます。大と名がつくとおり夜空で大きな場所を占めており、その大きさはちょうどすっぽり北斗七星がおさまるぐらいです。はくちょう座は星の並びから翼を広げ空を飛ぶはくちょうの姿を想像することがたやすくできますが、もう一羽の鳥、わし座の姿を描くのはむつかしいかもしれません。どちらがこと座でどちらがわし座であったか忘れてしまうこともあります。アルタイルとその両側に輝く2つの星、これがわし座の目印になります。一方、こと座の目印はベガからたどる小さな三角形と平行四辺形です。 アルタイルとベガを結びそのまま北に少しのばすと2等星にたどりつきます。近くの3つの星と合わせてちょっとゆがんだダイヤ形ができあがり、そこがりゅう座の頭になります。りゅうはその体をくねらせながらしっぽの先をおおぐまの背中もでのばしています。 夏の大三角から北極星を見つけることもできます。デネブ、ベガを境に大三角を北に倒すと、頂点にあたるところに北極星があります。 |
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